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復興財源の増税に民主党若手議員反対

2011-09-22 07:30:38 | Weblog
先般民主党税制調査会は東日本大震災復興費用として災害復興予算を
16兆2000億円規模で編成する意向を発表しました。

財源はその内5兆円を子供手当等経費削減分や財投特会剰余金等の
埋蔵金等の税外収入を充て、残り11兆2000億円を臨時増税で
賄う大筋を明らかにしました。

臨時増税については二つの案を提示して具体的増税方法を明らかに
した。

それによると今後10年間所得税を「復興貢献特別所得税(仮称)」と
して臨時増税を行う。
個人住民税も1000円程度10年間徴収する。
法人税も一応引き下げてその後付加金を科す。

タバコ等増税し出来るだけ臨時増税を減らす。

等々の趣旨であったかと思われます。

処が予想された事ですが、民主党税制調査会の総会の公開討論の場で
臨時増税に異論が続出して結論が出ず来週以降に持ち越す事となった。

財源となる復興債の償還期限も明らかにせず臨時増税はおかしいとか、
インフラの部分は建設債で賄うのが妥当では?

経済を低迷させる法人税・所得税の増税には絶対反対だ。

等の反増税の大合唱だったらしい。

この反増税派は小沢派グループの若手議員が多く、何やかや言っても
選挙基盤の弱い若手は増税を認めれば政治生命に関わる事を肌に感じての
発言だとも言われています。

国家より自分の保身にキュキュウとする若手議員判らないでもないが、
ここの処はどうなんだろう。

口では災害復興を叫びいざ、カネを出せとなると拒否するヘッポコ議員
を我々は選んだ事になります。

是は誰だって同じ事です。

災害復旧は痛い程判ります。カネが要る事も理解できます。
だが自分の生活が厳然としてあります。

明日の生活に困る事が判って居て賛成する様なお人好しは稀でしょう。

しかし先立つカネは必要です。

ただ理解して貰うための説明と説得あるのみ。

民主党政権はこの点が民主党若手議員や国民に対して欠けて居るのでは?