日々好日

さて今日のニュースは

福島原発事故の除染活動強化か?

2011-09-18 07:09:38 | Weblog
東日本大震災によって引き起こされた福島第一原発事故あれからもう半年が
経過しますが、今だ原子炉の冷却作業は遅々として進まない状況です。

是と併せて急がれるのが放射能の除染作業と賠償問題です。

今回の原発事故で放出された放射能は広島型原爆の20ケ分とも言われ如何に
沢山の死の灰がブチ撒かれたが想像出来ます。

原発から3キロ内は全くの無人区域で5キロ内も避難指定区域になりこの地域
から完全に放射能を除染するのは不可能とさえ思えます。

更に厄介な事にはホットスポットと言われる以外に離れた地点で高い放射能が
検出されると言う事実です。

又福島県は山や森が多く森林や山岳に蓄積された放射能が雨により地下に浸透し
放射能汚染が少しずつ拡散する可能性も否定出来ません。

兎に角森林や原発周辺の完全除染は不可能な状況のようです。

最早原発事故の当事者東京電力にはこの膨大な除染作業や賠償を完全に実施する
力はありません。

一応國が最後まで責任は負うと約束したが、國が責任を負う事は我々国民全てが
責任を負う事でもあります。

其処で人間が住める最小限の地域でも除染を行おうと政府は踏み切った様です。

既に児童が遊ぶ学校の校庭の除染等少しずつやっては居るがこの作業も遅々として
進みません。

政府は第三次補正予算でこの除染活動を本格的に展開する意向の様です。

聞く処によると日本の放射能汚染の風評被害は意外に世界中に根強く浸透して居る。

日本での行事やイベントに一切参加を拒否する人が増えて居ると言う。
先日はドイツオペラ歌劇団が放射能汚染を理由に訪日を拒否したと言うニュースが
流されました。

是非この様な風評が消える様に政府は本格的放射能除染活動を一刻も早く行う事が
肝要かと思います。

そのためにも予算を一刻も早く通して財源的裏付けをしっかりする必要があるの
ではないか?