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野田首相国際舞台に初お目見え

2011-09-23 16:21:43 | Weblog
野田首相が就任して初めての国際舞台に登場しました。


今回国連総会は国連事務長官が福島第一原発事故を期に、原発の安全性と核の安全保障について
世界の首脳を集めて話し合おうと言う趣旨で招集されたものです。

現在世界では400基余りの原発が稼働しています。

今後エネルギィー不足に悩む新興国等が中心に2030年までに新たに90基が新設されると
予測されます。

今後原発受注が激しくなって来て、各国の原発の安全基準遵守が問題となります。

一応国際原子力機関IAEAで安全基準を定めて居るが、その実施は各国の裁量に委されて居る。

国連事務局長は安全基準そのものを根本から見直し必要があると説いて居るが、各国の国情により
事は簡単ではない様です。

我が国の野田首相は国連演説で、原発は今後とも安全管理を徹底して続けて行く事を説明して、
我が國の原発は最高技術を有するので、今後原発産業の輸出を行う積もりである事を表明した。

この発言は今後国内で大きな反響になる可能性があります。

原発問題は国民の命か、日本の経済優先かと大きく分かれて成り行きが注目されて居ます。
野田首相が大きく原発是認に梶を切ったのではないかと思われます。

原発事故の完全弁償の先行きも判らない現状で、原発依存と思われる発言は國の内外に対して
奇異な感じを持たれるのでは思われます。

言ったからには責任を取る事になるが、野田政権は現在国民の信認を得てない臨時政権との見方
が強いので何となく発言の重みが違う気がしてならない。