日々好日

さて今日のニュースは

野田首相本性表すか?

2011-11-01 09:11:41 | Weblog
衆院本会議で野田首相、就任後2回目の代表質問が行われました。

今回は前回の様な平身低頭の姿勢を一変し自分の持論を展開しして
基本的には政権政党として政策を主張する現実路線に梶を切った。

自民党谷垣総裁がTPP交渉参加について国民的議論が熟してないと
糺したのに対し日本経済の今後のため経済連携は必要と撥ね退けた。

また復興債60年償還を求める谷垣総裁に対し若い世代への先送りは
すべきではないと、是も頑固に撥ね退けた。

自民党は三次補正予算案成立後本格的衆院解散・総選挙を迫る戦略です。

公明党も消費税増税法案を出すなら年度内解散を要求しています。

是は国民としても大賛成です。

現在の野田政権は国民の本当の信認を受けて居ないのではないか。

其れなのに相談無く政策実行は少し無茶過ぎるのでは?

確かに解散総選挙する様な余裕のある時期でない事は百も承知ですが
其れだからこそ、国民の総意を代表する政権がこの急場を乗り越えて
行くのが筋の様に思えてなりません。

連日円高更新、政府日銀単独介入・成果は?

2011-11-01 08:40:42 | Weblog
欧州財政危機や米国景気不安を背景にこのところ円高は留まる処を知らず
日夜最高値更新と云う歴史的円高と言われて居ます。

是に対し日本政府はなす術もなく模様見でしたがとうとう堪らず政府。日銀は
過去最大規模の外国為替市場介入を実施しました。

その規模は明らかになっていないが、前回の単独介入の折の4兆5000億円は
超えて居るだろうと事です。

介入は今年で3回目ですが、単独介入では効果の程は疑問視されます。

今回も1ドル75円32銭と云う戦後最高値更新で、政府・日銀は単独介入に踏み
切ったが、4円ほど安値に振れた、まだ上昇傾向は是正されません。

不安材料がある限り円高傾向は続き、外国為替市場関係者や各国が日本の市場介入
批判的立場をとって居る限り、幾ら日本がじたばたしても大勢の流れは阻止出来そう
にないようだ。

この円高が日本の実体経済によるものであればヤムを得ない点もあるが、大災害や
産業空洞化進行の大変危機的な中で円が投機の対象になるのは大変拙い事だ。

世界の大きな流れの中では、日本のあがきはとるに足らない事ですが、矢張り事態の
放置よりやらざるを得ない緊急避難的措置と評価されるのでしょうか