日々好日

さて今日のニュースは

住宅地を轟音立てて疾走する戦車

2011-11-09 10:15:51 | Weblog
先日ニュースで深夜北海道の住宅地を轟音を立てて疾走する戦車の
映像を映し出していました。

これは自衛隊創設以来初めての試みで東千歳駐屯陸上自衛隊第7師団
所属の4台の戦車と50両の車両が九州西部方面部隊の訓練のために
苫小牧港から航走船で、回送されるため深夜住宅地の一般道路を移動
したとの事でした。

深夜に時速10キロで50トンもの戦車が住宅地を通行した事には
賛否色々でかなりの非難も出たらしい。

日本は今国防体制の見直しを迫られて居ます。

現在の国防体制は冷戦時代の旧ソ連を睨み北海道に主点を置いた陣営
がそのまま持続しています。

処が近年中国が軍事力の増大で九州沖縄地方に脅威を及ぼす事件が多発
してきました。

特に中国の海軍力の躍進はめざましい物があって中国は艦隊を組み堂々
と南西諸島を抜けて太平洋に進出する様になりました。

又恐らく中国の潜水艦と思われる国籍不明の潜水艦が日本近海に浮上
する事態も出てきました。

中国は近々ロシアの航空母艦を改造し太平洋に出て来ると云う動きも
あると云う。

当然戦闘機による緊急発進スクランブルの度数も増え領空すれすれまで
飛行して来るらしい。

中国と日本の間には大陸棚問題や尖閣諸島問題と云う爆弾を抱えて居ます。
大変緊張状態が続いて居ると云えます。

昨年我が国の防衛大綱の見直しが行われ西南諸島の防衛力増強が打ち出され
ました。

国境の島与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊の新設。
空白になって居る島への部隊配置。
奄美大島に対艦ミサイル配備。
動的防衛力の構築。
等々が新たに設定されました。

今回の北海道自衛隊戦車が九州に移動する訓練はこの動的防衛力の構築の
一環として初めて試みられたものと云えます。

国防については日本国民は何故か疎く、国土を外国に占有されても文句一つ
云わない情けない国民に成り下がって居ます。

もっと国防と云う國の存続に関わる事には関心を持つべきではないか。
ただ国防に名を借りた暴走は絶対許してはならないと思います。


東証と大証経営統合に合意す

2011-11-09 08:25:28 | Weblog
各国の証券取引所の競争は激化し、各国市場もリーマンショック以来立ち直り
に苦労しています。

それにギリシアに端を発した欧州の財政危機問題や米国経済の低迷で市場環境
は悪化しています。

日本も対抗策として東京証券取引所と大阪証券取引所の経営統合の話しが出て
来て2012年10月を目途に経営統合する事で合意が出来た模様です。

大証は上場企業であるが、東証は非上場企業です。

そのため統合には、段階的手続きを踏み、最終的には持ち株会社として
「日本取引所グループ」設立を目指し、機能別に事業子会社を設置する
方針との事です。

まず公正取引委員会の審査終了後来年春を目途に東証が株式公開買い付けTOB
で大証を子会社にします

それから来年秋に東証事業会社と大証事業会社の持ち株会社日本取引所グループ
へ移行します。

13年以降は現物株・デリバティブ・決済部門・自主規制部門等機能別に事業子会社
を設置する事とする。

東証事業部と大証事業部の統合比率は大証の企業価値を1として、東証は1・5~2と
する方針との事です。

この統合交渉は今年の3月頃から始まりこの7日に両取引所社長等が都内で会談し交渉が
事実上決定した。

尚公正取引委員会の審査手続きを円滑にするため改正産業活力再生特別措置法の適用申請
も検討する方針だそうです。

この統合によるコスト削減は年間40億~50億円を見込んで居るとの事です。