日々好日

さて今日のニュースは

早くも野党衆院選対策動き出すか?

2011-11-06 08:12:02 | Weblog
この処野田政権は、TPP問題や消費税引き上げ問題・普天間基地移設問題等で
アチコチから突き上げられて、決断を迫られて居ます。

是に対し野党側は勿論、同じ党内からも反対意見が多く、可成り厳しい状況になり
つつある様です。

野田首相は12日からハワイで行われるAPEC首脳会談の前に態度を鮮明にする
と明言しています。

是に対し、党内・野党からは拙速過ぎるとの異論が噴出しています。

全くその通りだと思います。

一部では今頃TPP参加表明してもTPP協定討議には加えて貰えず隅っこで結果
を甘受させられるだけではとの意見もあります。

今回のTPP参加問題は米国の中国封じ込めの国策として色合いが濃いのではとも
云われ米国傘下に入り、と同時に米国製品が日本に雪崩れ込むのではと恐れが懸念
されます。

国益第一の大国である米国です。

狙いは案外そこら当たりかも知れません。

農産物は云うに及ばず現在厳しく規制して居る米国産牛肉も規制が外れて自由に入って
来る恐れがあります。

もし其れを拒むなら米国企業が訴訟を起こし莫大な賠償金を日本からむしりとる可能性
も否定出来ません。

確かに輸出面で日本が孤立するのは避けなければなりませんが、日本が全面降伏する
理由にはなりません。

このTPP問題は今は農業問題が大きくクローズアップされていますが恐らくこれは金融
面でも郵政民営化見直し等にも大きく関わって来るとも言われます。

また日本の医療制度を根本から揺るがせる可能性もあるとも云われます。

いずれ我が国の将来の進路を変える重要事項が山積しいずれ国民の信を問わねばならない
のは誰が見ても明らかです。

野田首相は先般欧州で開かれたG20首脳者会合の折消費税を段階的に10%まで引き上げる
事を国際公約しました。

と同時にそれは衆議院任期満了以後でその前に選挙を行い国民に信を問うと明言した。

まさか云った事にはウソはなかろうと思いますが、その前にも選挙が行われる可能性も出て
きました。

是に対し自民党・公明党は次期衆院選で選挙協力を維持し民主党と対決する方針を固めた。

それによると公明党が候補者を立てる全国九つの小選挙区では敢えて自民党からは候補者を
立てないが、見返りに他の全国小選挙区で公明党の支援を要請したとの事です。

一応東日本大震災の復興に向けての第三次補正予算成立までは民主党に協力するが、それ以後は
早期解散・総選挙に向けて野田政権への攻撃の手を緩め無い方針を確認したとか。

いずれ衆院選は避けられない事実です。

問題はそれが何時になるかですね。