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社会保障と税一体改革大綱民主党強行採決決断か?

2012-02-13 10:16:32 | Weblog
民主党は17日社会保障改革大綱を閣議決定する事としました。

社会保障改革大綱については野田政権が与野党協議して、成立を図る筈でした。

そのため、野党が問題化した最低保障年金の財政試算の発表に踏み切ったり可成りの
譲歩をしたが、野党は対決姿勢を崩さず与野党協議は絶望視されました。

野田政権はこの法律を成立させる期限のリミットが近づいたので単独採決も辞せぬと
社会保障改革大綱を閣議決定に踏み切ったとの事です。

野党自民党は倒閣の絶好の機会と捉え「政権の正統性が失われ居る民主党が重要法案を
審議するのはオカシイ」最低保障国民年金・高速道路無料化等が実現できなかった事を
国民に謝り、速やかに国民に信を問うべきで、直ちに衆院解散と総選挙を行うべきだと
強い姿勢を打ち出しています。

自民党の云う事も一理あります。

ただ自民党が政権の正統性を云々するのはオカシイ。阿倍政権。福田政権。麻生政権と
国民の信を問わず次々と政権のたらい回しの先例を作ったの何処の誰だったか?

ただ国民の信を問えと云う事に対しては当然の事で賛同出来ます。

また民主党が掲げたマニフェストは余りにも理想を追い高すぎた事。実現が大変厳しい事
については矢張り謝る処は謝るべきかもしれません。

しかし不可能と思われて居た事に挑戦し風穴を開けた事は高く評価出来る事です。
自民党政権時代には決して起こらなかった事です。

この意味からも国民が民主政権を選んだのは間違いではなかったかも知れません。

ただ何せシロウト政権の事、手探りで紆余曲折し仲々法案は成立しない審議は空回りと
散々の体たらくである事はまちがいない事実です。

おまけに民主党内からも足を引っ張られ幾ら政権が変わっても改善されて居ません。

是は今の政治家がどちらを向いて居るかと言う問題です。

残念ながら今の政治家は国民の方は向いて居ません。

自分たちの政党が優先でハッキリ言って国民の為の法案は駆け引きの材料でしかありません。

と云いたい様な現状です。

ただこの様な政治家を選んだのは、紛れもない我々国民である事も自覚すべきですね。