日々好日

さて今日のニュースは

食品放射線新基準4月から適用される

2012-02-25 09:55:45 | Weblog
食品中の放射性セシウムの新基準値を厚労省薬事・食品衛生審議会が話しあって
決め、コメ・牛肉・加工食品等の一部を除き4月から適用する事としました。

福島原発事故から1年も経とうかと言うのに今だ大気中には1億ベクレルもの
放射性セシウムがばらまかれて居ると言う情報もあります。

農水省は土壌のセシウムが玄米に移行する率は10%内と見て、5000ベクレル
以下の放射性セシウムが検出された水田でも今春の植え付けを認めました。

処が2321ベクレルの放射性セシウムが検出された水田で耕作されたコメに、
800ベクレルの放射性セシウムが検出された例もあって、農水省の判断には
疑問が持たれています。

昨年の飯舘村産ではキロ当たり2600ベクレルと言う高放射性セシウムが検出
された経緯もあって、農家が折角作っても販売ルートに乗らず処分される可能性
も高いと言われます。

昨年春に、食品内の放射性セシウム検出暫定基準値が政府から示されました。

其れによると牛乳等は200ベクレル以下。肉・コメ・魚等は500ベクレル
以下となって居ました。

今回新しく設定される新基準値は下記の通りです。

魚・野菜等一般商品はキロ当たり100ベクレル以下とす。
牛乳・乳児用食品はキロ当たり50ベクレル以下。
飲料水は10ベクレル以下。
コメについては2011年度産は暫定基準値の500ベクレルを適用する。
2012年度産は10月1日から適用とする。
加工食品は3月31日まで製造加工されたものは賞味期限まで暫定基準値適用。
4月以降製造加工されたものは4月1日かた新基準値適用する。
お茶はお湯を入れた時のセシウム濃度とし原材料では基準値は定めない。
椎茸も水に戻した状態で測定する。

以上ですがこの放射性セシウム検出基準はあくまで目安にしかならないと理解
したが適当と思えてなりません。

先にも書いたが、500ベクレルのおコメを年間食べると0・492ミリシーベルト
の内部被爆が計算出来ると言う。

年間492マイクロシーベルトの内部被爆量に相当すると言われても我々シロウト
にはぜんぜん理解出来ない数値では・・・

企業年金2100億円の大半が消える?

2012-02-25 09:01:30 | Weblog
退職後の生活の頼みの綱の一つである企業年金の運営は金融危機の現在
大変厳しいものがあると言われて居ます。

処が各企業から企業年金の運用を委されて居る会社のAIJ投資顧問が受託された
2100億円もの年金資金の大半を消失させている事が、証券取引等監視委員会の
検査で判明しました。

AIJは10年間で3・5倍にに増えた実績をアッピールし企業年金運営を勧誘し
て居たがどうも虚偽の情報で実態を隠して居た疑いがあるが、年金消失の原因は
不明らしい。

AIJの顧客は2011年9月資料で127件で主に地方の建設・トラック等中小
企業等の総合型基金が大部分を占めて居るらしい。

例えば福岡県・佐賀県トラック厚生年金基金や九州大手企業の安川電機。東京の
アドバンテスト等の大手企業も運用を委託して居た模様。

AIJの様な投資顧問業者は全国で263社もあって外部監査が比較的緩く財政
状況チェックも余りなされて居ない模様です。

金融庁は泥縄式ではあるが一斉検査に入る事を言明。

なおAIJに対しては、金融庁は取り付け騒ぎを恐れ証券委による行政処分を
待たず異例の業務停止命令を出す事になった模様。

少しでも有利な企業年金の運営をと願った考えが裏目に出て大変な損失を招いた
様で、欲のかき過ぎは碌な事にはならないよと言う教訓かも知れませんね・・・