日々好日

さて今日のニュースは

中国の貿易に陰りか?

2012-03-11 09:02:36 | Weblog
昨年の中国貿易は通年の20%を超す伸びで3年間連続世界一でした。

処がこの所欧州経済不調の影響で我が国同様輸出が鈍化傾向が強まったとか。

日本と同じ道をなぞらえて発展して来た中国ですが今やGDP世界第2位の
座を獲得し世界有数の富裕国となった。

日本の輸出入総額が130兆円と大体日本の年間国家予算相当額ですが中国は
約2倍以上の貿易額で300兆円前後ではないかとも言われます。

中国貿易は日本への輸出は依然として増加傾向にあるが、輸入は円高等で減少
傾向にあるらしい。

日本同様米国や欧州向け輸出が減少し2月の単月をとってみると輸入超過で
赤字貿易だったとか。

日本の様に、円高や原発事故によるエネルギー関連の燃料急増による常時赤字
転落ではないが、中国もここらで一服模様のようです。

世界の経済を引っ張って居る中国経済ですので、世界各国にとっては心配の種
ですが、中国政府は急速なインフレを警戒し、ブレキを踏み込んで居る状態です
のでヤムを得ない事かもしれません。

日本と違い個人消費等内需拡大には大きな力を持って居るので、今後経済構造
の展開を図っていくのでは・・・

汚染物中間貯蔵施設は何処に?

2012-03-11 07:27:48 | Weblog
政府は予てから除染作業等で回収した、土壌・焼却灰等汚染物を福島県内の放射能汚染地域
2~3ケ所に中間貯蔵施設を設け貯蔵し、最終的には、福島県外に最終処分所を設ける事を
言ってきました。

その福島県の何処に中間貯蔵施設を作るかが注目の的でした。

この中間貯蔵施設の建設は復興のためにはどうしても必要な施設ですが、もし建設されれば
永久に帰れない土地になる可能性があるので、地元住民は多大の関心を寄せて居ます。

今回、國・県・原発がある双葉郡8ケ町村がより集まり、双葉郡内の生活インフラの現状や
原発避難者の帰還に向けての課題等事務的説明がありました。

処が肝心の中間貯蔵所建設地はどの自治体なのか仲々切り出さない。

細野環境相は施設は1ケ所ではなく複数を考えて居ると言うばかりで、地元自治体から早く
表明を迫られた。

細野環境相はしぶしぶ、双葉町・大熊町・楢葉町3ケ町を候補地に提示しました。

細野大臣としては個別の町村名を挙げてもし建設が頓挫すれば建設そのものが消えてしまう
事を恐れて候補地名提示を渋ったものと思われます。

此で候補地に挙げられた自治体と挙げられなかった自治体と完全に分断された形になった。

挙げられなかった自治体は現に除染作業は進んで居るので早急に貯蔵施設を建設して早急に
自分達の土地に帰還を急ぎたい、そのためにも現実的に対応するのも必要と期待。

此に対し貯蔵施設建設予定地に挙げられた自治体は随分早い段階で絞り込んで不愉快だ。
國の責任をもっと明確に、今後シッカリした説明がないと受け入れられない旨強調した。

この中間貯蔵施設の総面積は3~5平方キロ大体1里四方の土地となりそうです。

貯蔵期間は最長30年と言う長さ。その頃には誰も忘れてしまって居そうですね。

環境省は来年3月末まで建設場所確定し、1年掛けて用地買収の意向ですが、そうすんなり
行くか少し不透明でまだまだ波乱含みでは・・・

予定では15年後に工事完成した区画から汚染土等搬入を始める計画です。

随分気の長い話しですが、此から他地域に避難して居る町民への説明説得・地権者の同意
及び福島県外の最終処分地確保等難しい問題が山積して居ます。

今から始まったばかりです。

音を上げる訳には行かないので直実に丁寧に対処して欲しいものです。