日々好日

さて今日のニュースは

北朝鮮来月ミサイル実験?

2012-03-17 10:42:55 | Weblog
北朝鮮は先月末米国との米朝高官協議で長距離ミサイルの発射・核実験・寧辺でのウラン
濃縮活動を含む核開発これらを一時停止する事で合意したばかりでした。

又追放した国際原子力機関ILEAの査察官受け入れも表明して、6ケ国協議再開に大きく
動き出したと見られて居ました。

処が北朝鮮の朝鮮中央通信は故金日生首席生誕100年にあわせて、4月12~16日に
地球観測衛星「光明星3号」を、ロケット「銀河3号」に載せて、今回は黄海側から打ち
上げると予告した。

此は地球観測衛星と云っては居るが事実上の長距離弾道ミサイル発射実験と見られます。

北朝鮮は1998年人工衛星打ち上げと称し日本海側から弾道ミサイルを発射し、日本上空
を通過し太平洋に落下し、日米が緊張した事態がありました。

今回も九州が射程内の弾道ミサイルテポドン2やノドン等が使用されるものと思われので、
発射されれば九州より南側上空を通過する可能性があって、先島近海に落下する可能性も
あると云う。

先のミサイル発射より、大変危険性が増した様にも思えます。

北朝鮮が米朝合意を無視してまでも今回長距離弾道弾ミサイル発射に踏み切った理由もある
様だ。

一応地球観測衛星と名乗って居るので、どの国でも宇宙の平和利用の権利はあると云う根拠
で何処の國からも文句は付けられない筈と云うスタンス。

北朝鮮は「強盛大国として進む」と宣言して居るので4月の故金日生首席生誕100年は是非
盛大に行い立派な祝賀行事を行いたい。
そのためには自国の技術で開発製作した実用衛星を打ち上げ正恩体制の指導力を誇示する必要
があると云う事です。

是に対して米国や日本・韓国は異常な程反応し反発を強めています。

果たして地球観測衛星を作る技術を習得しての打ち上げ実験か?

単なる長距離弾道弾ミサイルの発射実験のカモフラージュなのか?

何れにしても打ち上げて見ないとどうと云えない処もあります。

北朝鮮にとっても大変危険な賭である事も間違い無い様ですね。

途中で落下した場合日本領土への攻撃と見なされる可能性もあります。

福島原発事故避難者へは弁償は幾らになるのだろうか?

2012-03-17 08:43:33 | Weblog
文科省の、原子力損害賠償紛争審査会は、政府が東電福島原発事故の避難区域を
見直す事に伴い賠償指針を示しました。

現在原発事故区域は20キロ内の警戒区域。
20キロ以上の区域で年間被爆線量が20ミリシーベルトに達する計画的避難区域。
(大体30キロ内)
高齢者や幼児は避難が望ましいが、住民の緊急避難を要しない緊急避難準備区域。
(大体50キロ内)

以上3区域に区別されて居ます。



此を帰還困難区域。居住制限区域。避難指示解除準備区域の3地域に再編する。

まず帰還困難区域は最低5年間は帰宅不可とこの区域住民に一人当たり600万円の
一括払いとする。

居住制限区域は、一時帰宅等は可能で、一人当たり2年分240万円一括払いとす。

避難指示解除準備区域は早期帰還を目指し、一人当たり毎月10万円支給する。

自主避難への弁償は継続する。

住宅は全額賠償。

就労不能の弁償・営業損害は期限を設けない。

放射性物質汚染は土壌の除去から処分まで幅広く認定する。

この指針は審査会による最終指針となる見込みです。

対象は福島県23市町村に限定せず賠償額は東電との個別交渉に委ねる。

なお昨年9月で解除された旧緊急避難準備区域への賠償は原則として今年の8月末で
打ち切る。

今回の指針が審査会による最終指針となり、後は東電との個別交渉となる模様です。