日々好日

さて今日のニュースは

日本の国民の金融資産減と・国債の外国投資家買いの増

2012-03-24 08:50:01 | Weblog
日本の国債は殆どが国内で引き受けられて居たので、幾ら国債のランク引き下げが
行われても、デフォルトが起きる率は低いとされて居ました。

現在日本の国債の残高は960兆円余りと言われ日本のGDPの253・4%に
相当すると云う世界に類を見ないスゴサです。

それでも日本国民の金融資産は1500兆円と云われ此が日本の国債を引き受けて
支えてきました。

処が今回円高による株安等で目減りして実際の金融資産は1460兆億円余りとも
云われます。

それにこの頃は安定した日本国債に目をつけた外国投資家の買いで外国投資家購入額
は78兆4500億円と急増して来たらしい。

当然日本政府の財政再建が要求され、投機のターゲットとされると欧州の二の舞に
なりかねない状況となって来ました。

言うなれば沢山の借金はあるが、へそくりもそれ以上持って居そうだから現在破産せず
に居るがそのへそくりが減って来るとアヤシクなるのは道理です。

兎に角この借金を減らす工夫をしなくてはなりません。

今は出来るだけ是以上の借金をしない様に、消費税増税等で歳入を増やそうとしているが
此もママならぬ様です。

このまま行くとギリシア政府の悪夢が再現される可能性が出て来たのかも知れませんね。

当分は大丈夫と思われますが・・・

政府は2012年度当初予算期間内成立を危惧暫定予算案着手か?

2012-03-24 08:15:20 | Weblog
2012年度当初予算は3月末までには成立しないと國の事業に穴が開きます。

処がどうも期間内に成立する目途が立ちそうにないので政府は年金・地方交付税等の
緊急政策に必要な支払い分だけの歳出と歳入を暫定予算として編成する事とした模様

此は財政法で認められる暫定予算編成事項によって進められるもので過去に1週間以内
の暫定予算編成は20回あって、今回は14年振りの暫定予算編成となります。

予算案は衆院を通過後参院で幾ら阻止しても1ケ月後には自然成立が決められています。

恐らく国会が紛糾し、自然成立は4月6日以降と見られてそのための算定予算編成と
見られて居ます。

現在国会で最大の関心事は消費増税関連法案・社会保障と税一体改革大綱の審議です。

この法案は今だ民主党内で揉めて居て閣議決定もなされて居ません。

勿論3月内に国会提出すら危ぶまれています。

もし国会で審議が始まっても恐らく紛糾し法案成立は大変厳しいものが予測され、むしろ
廃案すらあり得る状況です。

此から日本の政治はどうなるのだろうか?

民主・自民とも大連立はあり得ないと口を揃えて居るが、この様に国会が混迷し遅々として
進まないと一番被害を蒙るのは国民です。

兎に角何とかして貰いたいものだ。

国会もゲームみたいにリセットして初めから新しくやり直す事を考えなくてはならないのでは