日々好日

さて今日のニュースは

軽度介護保険切り捨てか?

2013-05-06 09:58:20 | Weblog
厚労省は増加する介護費抑制のため軽度と認定された介護保険は将来切り捨てる
方針を固めた模様です。

介護保険制度の要介護認定区分には「要支援1・2」「要介護1~5」の7段階が
あります。

要支援1は、身の回りの世話で部分的支援が要るが食事・排せつは一人で出来る。
要支援2は、身の回りの世話は全て人の支援が要り、問題行動・理解の低下が
      見られる。

何れの場合も施設でのディスービスやホームヘルプサービスは1割自己負担で利用
出来ます。

増加する介護費抑制のため、軽度の方には辛抱願い介護保険適用から外すべきか?
それとも軽度と言えども介護保険適用は徹底して行うべきか?

何とも云えませんね。

現在検討審議中の社会保障制度改革国民会議が、4月の論点整理では、軽度の高齢者
は保険給付から市町村事業にに移し、ボランティアやNPO等活用して柔軟に効率的
に実施してはどうかと提案しています。

ボランティアやNPOの好意に甘えて行うと云うのも少し問題があるやに思います。

介護費用は2010年で7兆8000億円ですが2025年には21兆円になると
予想されるとか。

国家予算の社会保障費が30兆位ですからこの7割近くと同等となりますね。

その財源には国家予算は勿論ですが我々が納付する介護保険料も当然値上がりされる
事になりそうですね。

昨年末で要介護1・2併せて150万人だそうですから、此を切り捨てると可成りの
節約になる事は間違いありませんね。

今年の4月から介護要支援者への自立支援等各市町村で選択して提供出来る様に
なったが色々問題も多そうですね。

高齢者にとっては、明日は我が身とも思われますので、慎重な取り扱いをお願いしたい。

巨大な資源国アフリカとどう付き合うか?

2013-05-06 07:42:15 | Weblog
つい最近までは未開の大陸アフリカと云われて居ましたが近年アフリカ大陸は
巨大な地下資源は隠されて居る事が判り、各国は争って開発に手を挙げました。

まず最初に中国が有り余るお金を餌にアフリカ諸国のインフラ事業や近代化と
引き替えに地下資源開発の利権を獲得しアフリカの地下資源を、中国に次々と
かき集めています。

一方日本は開発途上国へのODA援助等が主体で対価を求める援助には遅れを
とって来ました。

今回日本政府もやっとアフリカ開発に目を向けだした様です。

アフリカ開発には時間と金がかかり過ぎる等余りにもリスクが大きい事で各国
は躊躇して来たが、急速にアフリカの力が付きだした事でアフリカ開発が急速
に進み出した様だ。

安倍首相は6月に横浜で開催される第5回アフリカ開発会議の際アフリカ諸国
首脳40名と相次いで会談する「マラソン会談」行う事を明らかにした。

このアフリカ開発会議は日本が提唱し、国連・世界銀行等と共同で5年に1回
日本で開催される国際会議です。

前回の2008年にはアフリカ51ケ国とアジア・欧米諸国34ケ国が参加し
貿易・投資促進・米生産倍増支援等を決定しています。

アフリカは石油・鉱物資源が豊富で世界最後の巨大市場と云われ、中国が盛ん
に食指を動かしています。

先般も習近平中国国家主席がロシア訪問のすぐ後にタンザニア・南アフリカ
コンゴ共和国を公式訪問しています。

日本はこの際マラソン会談等の外交で一気に中国に対抗して巻き返しを図る
作戦をとる様です。

日本もやっと「名より実を取る」方式に方向転回と云う訳ですね。

果たして成果は有るや無しや?