日々好日

さて今日のニュースは

日本の歴史認識で村山談話を巡り論争起きる

2013-05-14 08:14:56 | Weblog
中国や韓国の朴大統領発言から日本の歴任認識が米国議会からも出て来て、日本の
対応が注目されて居ます。

今回自民党高市政調会長が、1995年の行った村山談話はしっくり来ないと云う
発言を行い一石を投じました。

村山談話とは日本の過去の植民支配と侵略を認めて国際的には異例の謝罪を行った。

処が今回高市議員の発言は当時の日本が置かれて居た立場からは、其れは違うのでは
ないかとの発言です。

当時日本を初めアジアは欧米の思うがまま搾取され虐げられて居ました。
日本叩きも峻烈で極限に置かれて居ました。

其処で起きたのが大東亜思想で、此を侵略と云う言葉で片付けるには違和感を感じる
と云う発言です。

此は当時の状況から勘案するとヤムを得ない選択と感じて居る国民が多数居ると思い
其れを代弁した発言とも取れます。

確かにこの様な戦争を起こし近隣諸国に迷惑をかけた事は大変遺憾な事です。
しかしその半面でアジア各国が欧米の束縛から放されたと云う事実もあります。

村山談話はその辺を全く考慮せず全て日本が悪いと謝罪を繰り返しました。

中国等は、自分たちが喩え間違っていても決して認めず逆にねじ込むお国柄ですから、
日本のお人好しは国際的に異例です。

謝れば其れに付け入って、更に要求して来るのは全ての諍いでの鉄則ですから、
此に逆らっての決断は国益としては余り褒めたものではありません。

その代償は莫大なもので、今なお続き先が見えません。

過ちを行った者は謝るのが当然です。

其処をついて来られると日本は弱い。

しかし今や中国・韓国・米国すら日本の歴史認識不足を攻め立てて来ます。

そう言った兼ね合いで高市氏発言は個人的発言で自民党石破幹事長が国益を損なう
発言なので情報発信には注意せよと苦言を呈した。

また菅官房長官は此は安倍内閣のイメージを損なうものと懸命に、高石氏の
発言は個人的見解と打ち消しに必至です。

安倍内閣は此までの歴代内閣がとって来た見解を踏襲するもので、日本が侵略
した事実を一度も否定はして居ない。

此までの内閣と何等変化はないと弁解に必至です。

そして日本の歴史認識に対し安倍首相は参院選後、秋までに有識者による
懇談会を設置・討議して、未来志向の統一見解を出したいと発表しました。

対して高市氏は、自民党の統一見解や政府の統一見解が有って当然だが自分の
見解は変わらないと、村山談話への違和感を引っ込めませんでした。

此に関連して橋下日本維新の会共同代表が今韓国が歴史認識で引き合いに出して
いる慰安婦問題で自分の考えを発表しました。

慰安婦問題は世界何処でも戦争が起きれば必要悪みたいに発生するもので其れを
取り上げるのは如何なものかと云う発言です。

この裏には日本が強制して拉致徴発した事実は記録にない事。
可成り高額のお金が稼げた事。
慰安婦生活は大変なものではあるが、可成り自由で有った事。
韓国が朝鮮戦争終了後米軍に協力してベトナム戦に参加したが、この時の韓国軍
の仕打ちは大変残虐であったとの風評があるが何故か米軍が封印してしまった。

云えば目くそが鼻くそを貶すに等しいものと云えます。

この自由な現代だから云える事で、緊迫した世界では今の常識は通用しない。

此を橋下代表は云いたかったのでしょう。



果たして衆参ダブル選挙があるや否や?

2013-05-14 07:14:50 | Weblog
ここの処急激に浮上して来たのが夏の衆参両院同時選挙の話題です。

この話は1票格差是正がないままで行った先の違法衆院選で成立した安倍内閣が
憲法改正等を目指すのは如何なものかと云う発言が相次いだ。

それでは、今国会で「ゼロ増5減」の小選挙区の区割法案を是非成立させてから、
解散し、衆参同時選挙を行ってはどうかと云う事らしい。

此には安倍首相周辺からは余りにもリスクが高すぎるの慎重な声が多いが、この際
選挙準備が備なわない野党を揺さぶる自民党の駆け引き材料として政治的戦略では
との声もあるらしい。

自民党・公明党への高支持率の追い風に対して、逆風の野党にとっては衆参両院
同時選挙は与党の完全勝利になる可能性が高い。

過去にもそう言ったケースがあるので野党は警戒して居ると言う。

一応参院選は7月4日公示。21日投開票が予定されて居ますが、衆参同時選挙を
行うなら6月9日までには小選挙区の区割法案成立公布しなけれが不可となります。

野党としては同時選挙を避けるため引き延ばし戦術をとる可能性があるが、1票の
格差是正の必要性は認めて居るので、その点がどうなるか先行き不明です。

ただ安倍首相はこの衆参両院同時選挙に対しては肯定も否定せず衆院選は適時適切に
決断するとして居るとか。