日々好日

さて今日のニュースは

慰安婦発言で益々墓穴を掘る橋下維新の会共同代表

2013-05-19 09:18:51 | Weblog
先般から橋下日本維新の会共同代表が発言した慰安婦に関する一連の問題は
あらゆる方面に飛び火して今や国際問題化して収拾出来ない様な感がある。

発言した本人は、あくまで此は事実でと一向に改める気配はなく益々発言は
極端になりつつ有ります。

人権問題で糾明する向き。女性軽視・誹謗するとする向き・国益を損じると
論じる向き等々・・あらゆる階層や性別・國別を問わず糾明の矢が飛んで来て
います。

政治家としては云ってはならない事を云ってしまった事。持論を訂正しなかった
事が事を大きくしています。

政治家としては失礼ながら素質を疑われる様な発言にも見えます。

コメンテーター的発言で公人としては不適切な発言と思われてならぬ。

現在橋下氏は大阪市長の役と日本維新の会の共同代表と云う二足のワラジを履いて
います。

今回の発言は、大阪市民の代表の声、日本維新の会代表の声と取られる立場の
人の発言であるだけに事が大きくなった。

またこれが国際的には日本の声と誤解される可能性があって、由々しき発言とも
思えます。

どうも発言した本人は事の重大さを認識していない様です。

世の中には喩え其れが真実であっても口に出来ない事て有るものです。

特に責任ある政治家は多いと思います。

歯にものを着せない言い方で、人気が出て来て、やることも八方破れで常識を
無視する遣り方が世の中に受け容れられて来たのでしょうが、今回は少々図に
に乗った感じ。

兎に角この騒ぎは何とか収めて欲しいものです。

そうでないと、日本は益々苦しい立場に立たされる事になりかねませんね。

絶望視の高速道路無料化

2013-05-19 08:43:54 | Weblog
国交省は、大規模改修等の老朽化対策費確保のため、高速道路の2050年からの
無料化を先送りする方針を固めた模様。

一応10年等有料期間延長で対処する方針ですが、大半が高度成長期に建設された
為、高速道路の老朽化はすすみ改修費増大が予測されるので将来的には有料制度の
恒久化も視野に入れる方針とか。

これで民主党政権時代に、国民に高速道路無料化の期待を抱かせた希望は敢えなく
水泡に消える事となりそうだ。

ドイツのアウトバーン並みに何処まで走っても無料と云う訳には行かない様だ。

現在高速道路は、小泉政権時代構造改革の一貫として借金まみれの道路4公団を
民営化し、東・中・西日本と、首都・阪神・本州四国連絡の高速6社に分けた。

そして国交省所管の独立行政法人が借金37兆円と高速道路を頂いた。

高速6社は施設を借りた状態で借金を日本高速道路保有・債務返済機構に支払って
居ます。

6社が支払う金額は年間2兆円で11年度末でまだ30兆円の借金が残って居る。

当初計画では15年間で借金を全て払い高速道路は無料となる筈でした。

処がご存じ民主党時代一部高速無料化を行った事。橋やトンネル等の管理費が予想
以上に嵩んだ事。財政事情は好転しないままに改修費等の目途が立たない事等々で

どうやら高速道路無料化は夢と消えてしまった様ですね。

シェールガスは日本のエネルギー救世主になるのか?

2013-05-19 07:36:29 | Weblog
米国エネルギィー省は新型天然ガス「シェールガス」を含む液化天然ガスLNGの
日本輸出を認めました。

シェールガスとは頁岩層に含まれ天然ガスで無尽蔵にあるとされた。

現在地下に埋蔵された天然ガスは、7000兆リットルと推定されます。

処がシェールガスはその2・7倍の埋蔵があると推定されると云う。

しかしその採取方法で採算が合わず不可能とされて居たが米国で新しい技術の開発
で容易に採取可能になり一躍注目を浴びました。

ただ問題点もまだ残って居ます。

頁岩層からシェールガスを採取する折、激しい水圧で頁岩層を砕き取り出しますが
採取時有毒物質で、地下水が汚染する可能性が出てきて環境問題が起きて来た事。

この採掘方法では地震発生の原因になり易い事。

米国が自由貿易協定FTA協定を締結して居ない國への輸出を禁止して居る事。

日本にはこのシェールガス精製液化プラントがない事。


日本は米国と今だFTA協定は結んで居ません。

しかし世界的に見てエネルギィー改革の救世主とみられて居た原発が福島原発事故
で見直され、今この安いシェールガスが世界中方注目を浴びて居ます。

現在、米国・フランス・中国・ロシア・ドイツ・日本の6ケ国でも260基以上の
原発を抱えて居ますが、シェールガスが軌道に乗れば、其れに変わるエネルギィーを
生み出すものと期待されています。

それだけに各国の期待は強い。

日本は前回安倍首相とオバマ米国大統領との首脳会談でシェールガス日本向け輸出を
要請し良い返事を貰った様です。

今回2017年から対日輸出をめざす米国フリーボート社に中部電力・大阪ガスが
参入し、米国でシェールガスを精製し天然液化ガスとして日本への輸出する事が許可
されたものです。

今回の許可は1日当たり396億リットルで20年間と云う条件がついて居ます。

日本の場合大変特異なケースと見られて居るが、日本の逼迫したエネルギィー
状況に配意した米国の温情と云う見方もある。

他にも非FTA国からの輸出申請は16件あるらしい。

また日本でもこの他に住友商事と東京ガスや三菱商事と三井物産が各地米国開発企業
と共同で輸出申請をして居ます。

原発再稼動の先が見えない現状では安いシェールガスの輸入は各電力会社に取っては
救いの神となる筈です。

ただ何時までもエネルギィーの供給を外国に頼る事は余り褒めたものではないですね。

しかし背に腹は代えられません。

仕方ない事なんですね。