日々好日

さて今日のニュースは

国会議員定数削減果たしてできるのか?

2013-06-27 09:14:12 | Weblog
先般1票格差是正に向けてまずはゼロ増5減の衆院小選挙区の区割り改正を成立させ
一安心と言う処ですが、衆院定数削減を含む選挙制度改革は全く手就かずです。

自民党としては現在の公選法は有利と見て余りいじりたく無いのが本音の様だ。

しかし財政健全化には、まず自分たちの身を切る事から始めねばならない事は周知
の事実です。

そのため衆院定数削減問題が出てきます。

安倍首相は衆院定数削減等の選挙制度改革に第三者機関を国会に設ける事を提案。

与野党の対立で仲々結論に達しない現状を打破するには有識者等で構成する第三者
機関で冷静かつ客観的に議論する必要があると言うのがその趣旨です。

しかし定数削減に反対の党と削減数等で各党それぞれ異なるので果たして第三者
機関が其れを抑えられる結論が出せるか疑問です。

公明党はまず国会議員がある程度結論を出して第三者機関に負托すべきで丸投げでは
有識者も困ると言う立場を表明しています。

折角の首相提案ですが、第三者機関設置には各党色々考えが異なる様です。

これでは議員定数削減より第三者機関設置の方が難しい課題になりそうですね。

自民党の策謀か与野党対立激化で参院選突入

2013-06-27 07:36:35 | Weblog
意外な展望で通常国会は終了しました。

自民党は、安倍政権に退陣を求めるのは一部野党勢力で、国民は全く望んでないと大きく構えて
て居ます。

此に対して民主党は国会を無視し議会制度を冒涜し傲慢だと首相問責決議案に急遽賛成を投じた。

民主党は当初電力システム改革は必要とし自民党と法案成立を目指し問責決議には乗らないと
していました。

しかし野党三党が出した問責に反対すれば首相の政権運営容認となり、他の野党から集中砲火を
浴びる事となる。

さればと言って自民党と合意した法案を葬れば責任野党の存在意義が失われると言うジレンマに
陥り、究極は自民党と対決と言う立場を取らざるを得なくなった様だ。

一部では此は自民党の策略で野党を法案成立を妨害する抵抗勢力に仕立て上げねじれ国会の弊害
を国民に印象づけようとする自民党戦略と見る向きもあるとか。

其処まで呼んだかどうか判らないが、「問責を潰せば民主党は野党でない」と言う民主党の主戦論
に押しきられ急遽問責決議に賛成の票を投じたのが真実らしい。

確かに、自民党にも何が何でも重要法案を成立させ様と言う努力に欠け、出来るだけ早く国会を
終了させ、参議選に突入したいと言うのが本音であった様です。

其処には国民のためと言う言葉は、なくなり党利党略優先の論理が強く出て居ます。

しかしこの問責決議は何の足しにもならず、自民党には痛くも痒くもない事です。

むしろダメージは野党の方が強いのではないでしょうか?

自民党の中には参院後泣くのは野党だと嘯く者も居たとか。

参院選結果は、世間も十中八九が自民党大勝を疑って無いので無理からぬ事ではある。

公明はその尻馬に乗って居るだけで体した事はないですね。

まず日本は経済再生をと言う安倍首相の言葉は、神のお告げと取れる程日本経済は低迷していると
言う事かも知れませんね。