先日国債格付け大手会社ムーディーズが日本の国債の格付けを1ランク落としA1にしました。
是は上から5番目の格付けとなり中国や韓国より下となりました。
随分日本も舐められたものです。
処でその影響が懸念されたが、是をうけて財務省が行った10年物国債の入札があった。
国債市場では長期金利が低下する等格下げによる大きな影響はなかった模様。
ムーディーズ社もそれは想定内で今回の格下げは日本政府に警告の意味もあって行われた
とも思われますので、当然と言えば当然でしょう。
しかし是は日銀が大規模な金融緩和で国債を大量に買って居るため市場で国債の品薄感が
あるため、当面金利が急上昇する恐れはない模様との事。
財務省は今回10年物国債入札で額面に対し利息の割合を示す「表面利率」を年0・5%の
過去最低に据え置いた。
日銀は10月の追加金融緩和で毎月国債買い入れ額を7兆円から8~12兆円に増やした。
金利低下が心配される中安定した国債運用を望む投資家が依然多い事が背景にあるため
結構国債への人気は続く様だ。
ただ金利低下の影響は2年物国債の個人向け等に影響が出てきて国債募集を2ケ月連続で
中止したそうです。
今後は長期国債に広がる危険性も指摘されるらしい。