日々好日

さて今日のニュースは

エアバックのタカタ欠陥問題米国は日本車叩きか?

2014-12-08 09:22:26 | Weblog

急激な円安は日本車の輸入増をもたらし米国にとっては不満が一杯です。

其処に起きたのがタカタ製エアバック欠陥問題。
是に対してタカタは当初取り扱いミスと軽く見て居て対応が遅れ、問題が大きくなりました。

確かにエアバックは緊急の場合小量の爆薬を爆発させバックを膨らませて身を守る事になって
居るので、誤作動や操作ミスも想定されます。
是は本来あってはならない事ですが何十万台のあれば何%は起きうることです。

現在世界の車のエアバックの何%かは日本のタカタエアバックを装着して居ると言われて居ます。
今まではこのタカタのエアバック方式が一番安全と信じられてきました。

一つ問題が起きると次々と今までのものがあぶり出されるものです。

今日の新聞では廃車工場で解体中にエアバックが破裂し金属片が飛散してガラス粉々と大きく
報じて居ます。
多分にマスコミが、エアバック欠陥問題のネタ探しで見つけ出したニュースでしょう。

米国議会はタカタエアエアバック欠陥問題を大きく捉えて、日本車のホンダやタカタを喚問しています。

下手をすると日本車叩きに利用されかねないアメリカの国内事情がある様だ。

マツダは全米規模なら33万台リコールを表明したがリコールの対象はさらに300万台が上積みされる
見通しとの事。

既にトヨタは米国で24万7000台のリコールを表明しています。
現在ドイツのBMW・米国ゼネラルモータースなど10社にタカタエアバックは搭載されているので
世界的規模では収拾出来ない状態でタカタ本社は是について何等かな有効手段を言及して居ない。

それが又世論を硬化させて居る様です。

普通に使用した場合は起こり得ない事ですが、緊急の場合は起こるかも知れないと言う事は
考えればコワイ事かも知れません。

何処までタカタや自動車メーカーが対応出来るか?

大変な問題となりましたね。


特定秘密保護法制定で携わる公務員の学歴・職歴調査か?

2014-12-08 07:04:30 | Weblog

取り扱い次第で悪法にも良法になる特定秘密保護法案はいよいよ10日から施行されます。

処が同法を制定する過程で、所管する内閣情報調査室が海外経験のある公務員が、是に
携わると漏洩の恐れがあるので、携わる公務員の職歴・学歴を詳しく調査する必要がある事
を強調して居た事が判明した。

何を根拠にそう言った考え方が生まれたのか判らないが、海外の学校や国内の外国人学校
で教育を受けた経験のある人。
外国企業での勤務経験のある人。

この人達は外国からの働き掛けを受け感化され易い事。
外国の利益を優先し、秘密を自発的に漏洩する恐れが多い事。

言われればなるほどとも思われますが、現在日本はグローバル化を目指し世界へ羽ばたけ
と言う政策を取って居るのにそれに逆行する考えは如何なものかとも思われます。

外国の考えに染まないバリバリの国粋主義者が是に携わる方が余程危険ではないでしょうか?

特定秘密を扱うに当たり公務員の人物判定のため身辺調査がある。

適性評価の質問票には、高校以上の学歴・過去10年間以内の職歴を記入する欄があるそうです。

一応所管の内閣調査室は慎重に総合評価の判断材料の一つでそれでもって適性がないとはしない
と言ってはいるが、矢張り重要な選別のキィーポイントになりそうです。

確かに外国生活が長かったり、外国教育を受けて居れば機密漏洩する可能性は高いかも知れぬ。
しかし是は本人の適性にもよるので一概には言えませんね。

国民としては余り問題の多い公務員をその様な重要な事に携わらせる事には抵抗を感じる事も
事実ですね。

他にも借金・薬物乱用・飲食によるトラブル・男女関係等々が情報漏洩の恐れの要因として危惧
されますね。

近頃は公務員の綱紀の乱れが指摘されて居ますので、この様な重要な職務に携わる公務員には
特に慎重に臨むのには賛成です。