急激な円安は日本車の輸入増をもたらし米国にとっては不満が一杯です。
其処に起きたのがタカタ製エアバック欠陥問題。
是に対してタカタは当初取り扱いミスと軽く見て居て対応が遅れ、問題が大きくなりました。
確かにエアバックは緊急の場合小量の爆薬を爆発させバックを膨らませて身を守る事になって
居るので、誤作動や操作ミスも想定されます。
是は本来あってはならない事ですが何十万台のあれば何%は起きうることです。
現在世界の車のエアバックの何%かは日本のタカタエアバックを装着して居ると言われて居ます。
今まではこのタカタのエアバック方式が一番安全と信じられてきました。
一つ問題が起きると次々と今までのものがあぶり出されるものです。
今日の新聞では廃車工場で解体中にエアバックが破裂し金属片が飛散してガラス粉々と大きく
報じて居ます。
多分にマスコミが、エアバック欠陥問題のネタ探しで見つけ出したニュースでしょう。
米国議会はタカタエアエアバック欠陥問題を大きく捉えて、日本車のホンダやタカタを喚問しています。
下手をすると日本車叩きに利用されかねないアメリカの国内事情がある様だ。
マツダは全米規模なら33万台リコールを表明したがリコールの対象はさらに300万台が上積みされる
見通しとの事。
既にトヨタは米国で24万7000台のリコールを表明しています。
現在ドイツのBMW・米国ゼネラルモータースなど10社にタカタエアバックは搭載されているので
世界的規模では収拾出来ない状態でタカタ本社は是について何等かな有効手段を言及して居ない。
それが又世論を硬化させて居る様です。
普通に使用した場合は起こり得ない事ですが、緊急の場合は起こるかも知れないと言う事は
考えればコワイ事かも知れません。
何処までタカタや自動車メーカーが対応出来るか?
大変な問題となりましたね。