日々好日

さて今日のニュースは

和牛輸出年間1000トン突破か

2014-12-11 08:26:31 | Weblog

欧米では牛肉は脂肪分が少ない赤肉が好まれ日本の霜降り肉は余り好まれない傾向にあった。

処が欧米でも富裕層を中心に日本の霜降り肉の和牛肉が好評になった。

オーストラリア等ではいち早くこの和牛を改良し和牛のブランドで広く欧米に広めています。

是は和牛の世界的評価を広める効果はあるが、反面本格的和牛肉の拡大を阻碍して居る。

その様な中で高品質の和牛が海外の富裕層の人気を得て日本から牛肉輸出量が比較的に
拡大した。

2014年1~10月実績は前年同期比で40%も増加し965トン62億に達しました。

年間輸出量1000トン超えも目前と言う好成績です。

EU・メキシコ・ベトナム等の輸入解禁が追い風となり和牛肉輸出増に繋がったと見られます。

ただ中国には安いオーストラリアの和牛肉が大量に輸入されて居るらしい。
和牛肉のネックは高い事ですね。

ジエトロが開いた欧米等の展示会では現地一流のレストラン関係者から和牛の味や食感に
高い評価を受け好評だったとか。

政府は気を良くし2020年までに和牛肉輸出を4000トン250億円まで持って行くと強腰です。

今後は経済成長がめざましいアジア・EU・本場の米国まで輸出拡大に取り組む意向との事。


15年度税制改正大綱は年末30日・来年度予算案は1月14日閣議決定

2014-12-11 07:18:24 | Weblog

今衆院選も終盤を迎え当落者もハッキリして来た状況で与党は大勝を確信し、来年の税制改正大綱
や来年度予算案を、まだ出来ても居ない内閣で閣議決定する方針まで決めて居る様です。

全く国民を舐めた遣り方ですが、国政は一瞬も止める訳には不可ないので仕方ないと言えば仕方ない。

安倍政権は14日の投票結果で政権を維持した場合、来年度税制改正大綱と来年度予算編成等の
日程案を明らかにしました。

まず28日に急激に進んだ円安対策を盛り込んだ経済対策を閣議決定する。
法人税法改革を柱とする2015年度税制改正大綱を30日までに纏める。
2015年度当初予算案は1月14日閣議決定する。

是まで15年度税制改正大綱は与党税制調査会で1月9日決める日程であったが15年度予算編成に
この税制改正が不可欠と言う事で前倒しされた模様。

28日閣議決定される経済対策では地方自治体が実施する消費喚起策の商品券配布への財政支援。
中小企業向け燃料費補助・資金繰り支援が、盛り込まれます。
財源は1月9日閣議決定される3兆円規模の14年度補正予算で賄う。

15年度税制改正の柱は法人税実効税率引き下げとその財源を確保するための外形標準課税強化だ。

因みに外形標準課税とは1億円以上の資本金の企業が都道府県に支払う税です。
是に対して該当企業は強固に反対して居ます。