欧米では牛肉は脂肪分が少ない赤肉が好まれ日本の霜降り肉は余り好まれない傾向にあった。
処が欧米でも富裕層を中心に日本の霜降り肉の和牛肉が好評になった。
オーストラリア等ではいち早くこの和牛を改良し和牛のブランドで広く欧米に広めています。
是は和牛の世界的評価を広める効果はあるが、反面本格的和牛肉の拡大を阻碍して居る。
その様な中で高品質の和牛が海外の富裕層の人気を得て日本から牛肉輸出量が比較的に
拡大した。
2014年1~10月実績は前年同期比で40%も増加し965トン62億に達しました。
年間輸出量1000トン超えも目前と言う好成績です。
EU・メキシコ・ベトナム等の輸入解禁が追い風となり和牛肉輸出増に繋がったと見られます。
ただ中国には安いオーストラリアの和牛肉が大量に輸入されて居るらしい。
和牛肉のネックは高い事ですね。
ジエトロが開いた欧米等の展示会では現地一流のレストラン関係者から和牛の味や食感に
高い評価を受け好評だったとか。
政府は気を良くし2020年までに和牛肉輸出を4000トン250億円まで持って行くと強腰です。
今後は経済成長がめざましいアジア・EU・本場の米国まで輸出拡大に取り組む意向との事。