アメリカ経済の堅調な回復と共に円が売られ遂に対ドルで120円台まで下落した。
110円台目前で何処まで下がるのだろうと言っていたのはついこの間だった気がする。
円の下落が実体経済で動くのであればヤムを得ない処があるが是が思惑の投資で上下すると言う
コワサがありますね。
今回は米国の7~9月期のGDPが大幅上方修正された事で、円が売られドルが買われました。
一方対ユーロに対しても円安は続きますね。
円が対ユーロで100円を割った時もあったが今はすっかり昔話しとなりました。
輸出業者に取っては円安は両刃の刃です。
輸出は増えるが純利益は減ります。
それに國とっては企業海外流出で幾ら円安が進行しても輸出は増えないと言う点が出てきた。
又急激な円安は、輸入に頼る燃料代の高騰で中小企業や電力会社、農水産業者に大きな打撃を
与えています。
それに國はデフレ脱却は消費者物価を2%まで引き上げる事と物価高を奨励しています。
中小企業や庶民の生活に円安は深く関わっていますね。
所得が飛躍的に伸びれば良いのですが、政府の政策で所得は少し伸びたがそれを上回る
物価高で国民は悲鳴を上げだしています。
本当にこの急激な物価高騰を招く円安傾向を何とかして頂きたいものですね。