今回の衆院選は大義名分のない選挙ではと言われ、単に与党が衆院を牛耳る3分の2獲得を
目指して居るのでとも言われます。
事実その様な展開になり既に各選挙区の当落は判明したとさえ言われる与党一人勝ちの状況
と言われて居ます。
それには国民の関心の無さが少なくとも関連して居るようですね。
前回2012年衆院選でさえ投票率は59・32%と10人のうち6人しか投票して居ませんでした。
その中で20代の投票率は37・89と言う低さ。
10人のうち3人位しか投票してない勘定。
若者の政治離れは今に始まった事ではないが近頃は特に激しい。
政治が信用出来ないと言う不信感とどうせなる様にしかならないと言う虚脱感。
今回なおそれがひどくなってもっと最低の投票率を記録するのではと思われます。
さて今回当初安倍首相が大義名分として挙げた、アベノミクス成果を世に問うと言う事に対し世間
はどう捉えて居るか等共同通信社の全国電話世論調査トレンド調査第3回が行われてその結果
が発表されました。
アベノミクスを評価しないが、51・8%で評価するの37・1%をおさええました。
アベノミクス効果の恩恵を受けない人達が半数以上居るがアベノミクス様々が結構居ると言う事か?
同時に行われた内閣支持率は前回トレンド調査では不支持が47・3%と支持の43・6%を超えて
逆転したが、今回は支持が48・7%不支持は41・1%とまた元に戻った。
これはどう言う事なんでしょうね。
やはり今の状態では頼れるのは安倍政権と言う事なんでしょうか?
比例投票の政党は自民28・0%で前回の25・3%を上回りました。
これもどうした事なんでしょうね?
そのくせ選挙結果は与党野党伯仲が望ましいと47・2%が回答しています。
支持政党がないと答えた無党派層は64・6%益々増えて居る感じ。
敢えて支持すればとの問いに矢張り自民党が27・9%と頼れるのは自民党となるのか?
野党の不甲斐なさに国民がサジを投げて居る様だ。
処でアベノミクスの評価を地域別の集計した面白い事が浮き彫りになって来た。
大都市部では評価するが45・9%で評価しないが45・4%と伯仲しています。
中都市部では評価するが39・1%で、評価しないが49・3%です。
小都市は評価するが29・3%で評価しないが58・7%です。
是が郡部となると評価するが25・8%で評価しないが60・7%だそうです。
是を見てそれぞれ感じる事は違うでしょうね。