日々好日

さて今日のニュースは

米朝のサイバー戦争本格化か?

2014-12-21 08:39:28 | Weblog

米国と中国との激しいサイバー攻防戦は裏で激しく行われて居ますね。

米国も中国も表向きではにこやかな外交を展開していますが裏では峻烈なやり取りがなされて居
る様でその最たるものがサイバー攻撃とも言われて居ます。

お互いに極秘機関に潜り込んで引っ掻き回す作戦に出る。
現在のIT技術ではそれを可能にしお互いの頭脳戦となって居ますね。

今回はそれに加えて今度は北朝鮮が参入して来た様です。

事の発端は北朝鮮金正恩大書記暗殺計画を題材にしたソニーの米国子会社ソニーピクチァーズ
エンターティメント社が作成したコメディー映画の上演を巡って起きました。

確かに自国の元首の暗殺計画が喩えコメディーとは言え映画上演されるのは大変な屈辱ですね。
反対するのも判らないではないが、いきなり9・11のテロ攻撃を再現すると脅されるとそれはそれ
大国の面目が丸つぶれです。

米国政府は多寡がコメディー映画そんなに大仰に構える事か表現の自由で反論します。
是に対して北朝鮮の挑発は益々エスカレートして行った。

これに恐れをなした米国上演劇場が観客の安全を懸念して上演拒否に出た。

それで配給会社のソニーピクチャーズエンターティメント社も配給を取りやめました。

オバマ大統領は公開中止を遺憾とし、北朝鮮を非難して相応の対抗措置に踏み切る方針を明らかに
しました。

相応の対抗措置とはサイバー攻撃に関与した北朝鮮の個人や組織をターゲットに制裁を科す事
になるかとも思われますが、目には目を歯には歯をと言うサイバー戦争勃発も憂慮されます。

折角北朝鮮が拘束米人開放や核問題で直接会話再開との気運が出て来た途端の出来事で残念
ですね。

日本も折角拉致問題で少し動き出したのにまた遠のいた感じがします。

オバマ大統領は表現の自由の侵害と捉え、サイバー攻撃は国家安全保障の重要問題と位置付け
て一歩も譲らない強行姿勢を崩して居ません。

さて今後どうなって行くのか心配ですね。


政府主導の石油販売業界再編か?出光と新日石へ

2014-12-21 07:46:02 | Weblog

石油元売り業界の再編は業界生き残りを賭けて規制緩和と共に活発化して20社余りあった業界
が6社近くに統合淘汰されて来た。

更に業界は生き残りを賭けて合併を行って来ました。
其処には政府の業界統一と言う手が見え隠れしています。

1985年に昭和石油とシェル石油が合併し昭和シエル石油となった。
1986年大協・丸善・コスモ石油が合併しコスモ石油となる。
2010年には新日本石油と新日鉱ホールディングスが合併しJXホールディングスと最大企業誕生。
2014年三井石油が東燃背ゼネラル石油に買収。

今回は業界2位の出光興産jがJXホールディングスに対抗のため昭和シエル石油買収に出ました。
株式公開買い付けTOBで出光が昭和シエル株を取得する方針とか。

是で業界首位のJXが12兆円余の売り上げに対し出光昭和シエルが8兆円と2強時代に突入。

残りコスモと東燃ゼネラルがどちらに合併されるかです。

影では政府が糸を引いて居ると言われ、どうやら出光昭和シエルに部がありそうとか。
もし是が実現すれば15兆円の一大企業が誕生する事になりますね。

石油需要が減少する中で、業界は必至に生き残りを賭けて模索して居る様です。

是は政府や業界には大変有利ですが、利用者にとっては独占先行は余り好ましい事ではない。

高い石油を買わされる事になる恐れも出てきたと言う事でね。