日々好日

さて今日のニュースは

今年のネット利用の国勢調査はどうなんでしょうね

2015-10-02 08:17:56 | Weblog

今年は5年に1回の国勢調査の年に当たっています。

今年から初めてネットを利用した国勢調査が導入されました。

今回は5200万世帯1億2800万人が対象です。

この内1000万世帯がネットを利用して回答を寄せて呉れると総務省はソロバンを弾いて居る。

5世帯に1世帯の割とは少し甘い読みの様に思えますが結果はどうなんでしょう。
因みに私はネット利用で回答し、どうと言う事はなかったが、準備された方は大変だったでしょう。

流れとしては9月10日から12日までに全世帯のネット利用の個人用IDと初期パスワードの通知書
を配布する。
9月20日までにネット利用して回答する。
9月26日~30日までネットによる回答のなかった世帯を確認して国勢調査票を配る。
10月1日~7日まで調査票を回収。
自治体で検査点検しデーターを集計して総務省所管の独立行政法人統計センターに送られ全国集計。
最終的には総務省統計局が結果発表となる。

国勢調査には、市町村が自治体の推薦や公募による国勢調査員が、総務大臣から非常勤公務員として
任命されます。

その数指導員10万人・調査員70万人です。
一つの調査区は約50世帯で調査員1人当たり担当区は1・52区。
報酬は3万8千円検討。

処が調査が大規模マンション等で面倒・調査員高齢化・留守宅が多い等でなり手がなく益々調査員へ
負担がます。

当然調査票の配布や回収にも支障が出てきた。

先日ネット利用の個人ID等が入った配布書を留守のため無造作に郵便入れ放り込んで居たとして
問題になりました。
恐らく何回も訪問したが留守のためヤムを得ず郵便入れに入れざるを得なかったのでしょう。

今回はネット利用の有無を確認する余分の仕事とネット利用がなかった世帯へ再度調査票配布と
回収と云う今までより余分の仕事が増え調査員も大変だったでしょう。

本当にご苦労さんです。

処で今回の国勢調査は巧く行きそうなんでしょうか?

少し心配になって来ましたね。

果たしてネット利用回答はどの位あって成功だったのでしょうか?


日銀9月短観発表3期振り悪化安倍首相経済政策見直すべきか

2015-10-02 06:44:42 | 政治経済

1万社余の企業責任者が予想する景気動向を指数化にして四半期毎に発表する日銀の企業短期
経済観測調査所謂短観は、経済の動向を占う上で大変重要な役割を果たしています。

多寡が企業経営者の憶測を多い少ないとしただけではと言う向きもあるが、是が不思議と当たる。
今では先々の経済の動向を見定める指針となって居ます。

9月期の短観は代表的指標の大企業製造業の業況判断指数は前回6月に較べて6ポイントさがり
プラス12で3四半期振り悪化しました。

また3ケ月先の先行きDIも、企業規模や業種を問わず悪化と出ました。

原因は中国等の新興国景気減速や株安によるものとされる。

是で日銀は2015・21016年度物価見通しを下方修正する事を検討。
懸案のデフレ脱却はまだまだ先との事になりそうだ。

詳しくは大企業非製造業のDIは2ポイン上昇プラス25でした。
是には中国観光客等の爆買いによる消費拡大が関係して居る。
但し先行きDIが6ポント悪化と出た。

中小企業製造業は横這い。
中小企業非製造業は小幅に悪化。

8月の消費者物価指数は原油安でマイナスとなり、目標の2%が遠くなって来た。

日銀は2015年度は前年比で0・7%増、2016年度は同じく1・9%増として居ましたが今回
是を下方修正する事を検討賭した模様。

是で安倍政権が打ち出して居るアベノミクス政策も苦境に立たされる事となった。

新に打ち出したアベノミクス新三本の矢も何やら色失せた感じです。

因みにアベノミクス新三本の矢とは、希望を生み出す強い経済・夢を繋ぐ子育て支援・安心に
繋がる社会保障である。