私達は春の通常国会と、秋の臨時国会は対で開催されるものと思って居たら、春の通常国会は予算案等の
審議で欠かせないが、秋の臨時国会は内閣が必要と認めた時、両院議員の4分の1が要求したら臨時国会
を召集出来るとなって居るらしい。
処で今年の通常国会は安保関連法案等で荒れに荒れ近年稀に見る95日もの国会延長が行われた。
これですっかり国会の日程が狂ってしまった。
まず夏に合意が予定されて居たTPP協定やっと今になって合意に漕ぎ着け、米国議会審議や参加国の
署名等で日本だけ秋に議会開いて国会承認を得る必要性がなくなった事。
安倍首相の外交日程が立て込んで居る事。
この2点で安倍内閣は臨時国会を見送る事を検討して居るらしい。
安倍第三次改造内閣が出来たのですから、臨時国会で国民に所信演説をすべきと思われるが首相の
外交日程優先となると臨時国会は見送らねばならないらしい。
一応10月下旬中央アジア歴訪の後臨時11月6日国会召集が検討されて居るらしがどうも流れは召集
しないと云う方向らしい。
安倍首相の外交日程は、中央アジア歴訪後、日中韓首脳会談・アジア太平洋経済協力会議首脳会議
トルコやフィリピンマレーシャ訪問と立て込んで居る事。
12月になると2016年度予算案編成が本格化し臨時国会ところではない。
秋の臨時国会目当てに法案成立を目指して居た向きはガッカリです。
野党側は臨時国会見送り等飛んでもない審議する法案は山積して居ると反対するが現状ではどうしょう
も出来ない。
国民が下した判断ですから、1強他弱とかげ口叩かれ様と甘んじて受けるより他なしですね。