日々好日

さて今日のニュースは

日本は国連非常任理事国11回目選出なるか

2015-10-16 07:38:45 | Weblog

国連は大戦後戦勝5ケ国が二度と戦争を起こさない様にと提唱して設置された国際機関です。

当然敗戦国の日本・ドイツは加入出来ません。

国連議決機関が国連安全保障理事会です。

安全保障理事会は戦勝5ケ国の常任理事国と2年任期の10ケ国非常任理事国があります。

議決はこの常任・非常任15ケ国理事国の9理事国以上の賛成で成立さいます。
ただ常任理事国には拒否権発動が出来、常任理事国が1ケ国でも拒否すれば成り立ちません。

是までロシアと中国は5回拒否権を発動して議決を拒否しました。

非常任理事国は地域割り当てがあって、政治・経済力のある國が選ばれ易い。

2年に1回5ケ国が改選されます。

今回立候補した非常任理事国はアジア太平洋地区で日本・アフリカ枠がエジプトとセネガル。
中南米枠がうウルグアイ・東欧枠がウクライナの5ケ国です。

日本は今回選ばれれば11回目の非常任理事国となり選出回数は最多となります。

国連分担金は米国に次いで日本が多く、大きな顔をして居る中国等は6番目の分担金しか
支払って居ません。

因みに国連分担金は下記の通りです。

米国22%6億2120万ドル・日本12%2億2120万ドル。

独8%1億82220万ドル・仏6%1億4270万ドル・英6%1億3140万ドル。

中国3%1億3140万ドル・韓国2%・ロシア1・6%です。

カネは出しても国連における日本の地位は冷遇されて居ますね。

是に対して日本・ドイツ・インド・ブラジルが連合で国連常任理事国入りの国連改革案を
提唱しています。

日本の常任理事国入りに反対しているのが韓国と中国です。

出すものは出さず口だけ出す両国には我慢が出来ませんね。

しかし是も日本の身から出たサビと、敢えて何時までも甘受せねばならないのでしょうか?


山口地裁岩国支部岩国基地騒音被害訴訟5億6千万円余の賠償命令出す

2015-10-16 06:59:45 | Weblog

米軍と海上自衛隊が共同使用する岩国基地周辺の住民が起こした騒音被害訴訟で山口地裁岩国支部
は5億5800万円の賠償命令を國に出した。

岩国基地は海へ大きく拡大して東洋一の米軍飛基地とさえ云える程になった。

それに米軍の基地再編や、沖縄基地負担軽減の問題も絡み、厚木基地や沖縄基地から続々移駐して
来て、自衛隊機や米軍機の早朝・夜間飛行は激しくなり、住民はその間飛行禁止を國に求める訴訟を
起こしました。

是に対し山口地裁岩国支部は過去に発生した騒音被害に限って5億5800万円の賠償命令を出した。
因みに将来に被害に対する請求や飛行差し止めの訴えは何れも棄却しました。

岩国については基地建設に反対を唱え岩国市庁舎建設で建設費を國から止められた経緯がある。

これ以上岩国基地が尻拭いするのは御免被りたいと云う姿勢を見せたが所詮國には敵わなかった。

その分住民は過去に会話や睡眠を妨げられ健康被害に晒されたとも云えます。
今回はこの過去の被害に対する賠償命令です。

賠償額は騒音の程度に応じて一人当たり月額4千円から1万6千円を限度とした。
慰謝料の減額や対象地域についても賠償自体を認めない地域も出て来て相当厳しいものです。

又米軍機の飛行差し止めについては、國の規制権限がない、自衛隊機は民事訴訟で争うのは
不適法として棄却した。

日本は米軍の核の傘の下に庇護されて居るので現状としてはヤムを得ないのかも知れない。


原発新基準で2基目の川内原発2号機再稼動送電は21日から

2015-10-16 06:19:58 | Weblog

現在原発再稼動申請し審査中の原子炉の数は20基を超します。

その中で原発新基準に合格したのは川内原発1・2号機と高浜原発3・4号機及び四国の
伊方3号機の5基です。

川内原発1号機は8月トップを切って再稼動開始し9月から営業運転に移行して居る。
そして今回川内原発2号機が再稼動し今月21日から発送電を始めます。

経営が苦しくなって来た九州電力にとっては救いの神となります。

しかし地震や災害に対する備えは充分と言いがたい処が指摘されて居ただけに反対派
にとっては、大きなショックとなっています。

安倍政権の基本的立場は原発は日本経済を牽引する重要なエネルギィーと位置ずけ
安全基準に合格した原子炉から順次稼働させる方針です。

因みに新基準に合格した原子炉は大飯原発3・4号機と玄海原発3・4号機の4基がある。

審査中は優先審査決定の柏崎刈羽原発6・7号機を初め14基が数えられる。

経済が優先か国民の命が大切か?

是は原発が続く限り突きつけられる大きな問題なのですね。