国連は大戦後戦勝5ケ国が二度と戦争を起こさない様にと提唱して設置された国際機関です。
当然敗戦国の日本・ドイツは加入出来ません。
国連議決機関が国連安全保障理事会です。
安全保障理事会は戦勝5ケ国の常任理事国と2年任期の10ケ国非常任理事国があります。
議決はこの常任・非常任15ケ国理事国の9理事国以上の賛成で成立さいます。
ただ常任理事国には拒否権発動が出来、常任理事国が1ケ国でも拒否すれば成り立ちません。
是までロシアと中国は5回拒否権を発動して議決を拒否しました。
非常任理事国は地域割り当てがあって、政治・経済力のある國が選ばれ易い。
2年に1回5ケ国が改選されます。
今回立候補した非常任理事国はアジア太平洋地区で日本・アフリカ枠がエジプトとセネガル。
中南米枠がうウルグアイ・東欧枠がウクライナの5ケ国です。
日本は今回選ばれれば11回目の非常任理事国となり選出回数は最多となります。
国連分担金は米国に次いで日本が多く、大きな顔をして居る中国等は6番目の分担金しか
支払って居ません。
因みに国連分担金は下記の通りです。
米国22%6億2120万ドル・日本12%2億2120万ドル。
独8%1億82220万ドル・仏6%1億4270万ドル・英6%1億3140万ドル。
中国3%1億3140万ドル・韓国2%・ロシア1・6%です。
カネは出しても国連における日本の地位は冷遇されて居ますね。
是に対して日本・ドイツ・インド・ブラジルが連合で国連常任理事国入りの国連改革案を
提唱しています。
日本の常任理事国入りに反対しているのが韓国と中国です。
出すものは出さず口だけ出す両国には我慢が出来ませんね。
しかし是も日本の身から出たサビと、敢えて何時までも甘受せねばならないのでしょうか?