日々好日

さて今日のニュースは

TPP協定大筋合意とは云え課題多し

2015-10-07 09:16:28 | 政治経済

長年の懸案事項のTPP協定問題は一応大筋合意で後は各国の議会承認と批准を待つと言う
処まで目途が着きました。

しかし各国はそう喜んでばかり居られない様です。

最大の難関は米国議会です。
今や死に体となって居ると云うオバマ政権が何処まで議会を説得出来るかです。

又参加国の中のSEAN諸国の中には中国と深く関わる國も多く此処で米国に組みして中国
と事を構える事に躊躇する國もある。

又日本同様自国産業保護を打ち出すタイ・インドネシアも慎重です。

その日本ですが今回のTPP協定の大筋合意で農水産業界は危機感を募らせて居ます。

日本はコメ等高関税維条件に関税の掛からない外国米輸入枠を増やしたり牛・豚肉の
輸入価格を大幅切り下げ等を強いられる事になる。

一番打撃を受けるのは農水産業です。

其処で安倍内閣は全閣僚で構成するTPP総合本部を近く設置する方針を明らかにしました。

其処では輸入増加の影響を受ける農業等の支援策を検討するとの事。

今その一つに米価下落を抑えるため輸入米枠に相当数7万8千トンの国産米を政府備蓄米
として毎年買いあげる事を検討するとか。

政府は関税撤廃で農業もピンチをチャンスと捉えて海外に大きく発展する事を期待すると
云うコメントをだした。

守る農業でなく攻める農業で日本のに産物を大いに輸出しようと言う魂胆です。

さて思惑通り行くのだろうかね?

 


第三次安倍内閣改造意外に大規模改造か

2015-10-07 07:15:12 | 政治経済

日本中がノーベル賞で現在日本の学者2名が受賞決定で大騒ぎです。

一方懸案のTPP協定も大筋合意で後は各国の議会承認と批准と云う所まで漕ぎ着けた様です。

そんな中で安倍三次内閣改造が今日ある模様。

当初は小規模の閣僚入れ替えの噂でしたがどうやら安倍首相は経済優先に大きく舵を切って
陣営の一新を断行する意向の様です。

新国立競技場建設で引責辞任となる下村文科相更迭

安保法で異論を唱えた塩崎厚労相の処遇が注目されて居たが安倍首相側近で留任。

新しい派閥を立ち上げた石破地方創生担当は閣外と云う噂もあったが留任。

TPP協定を合意にまで持って行った甘利経産担当相や麻生財務相等9閣僚は留任との事。

三次内閣改造は経済優先を掲げアベノミクスの新三つの矢で、新創設された1億総活躍大臣に
加藤副官房長官を任命する模様。

河野太郎行革担当相・馳浩文科相・林経産担当相・岩城法務相等新入閣

結果的には9名留任・1名再入閣・辞任9名となる模様。
因みに女性閣僚は丸川参院議員等3名との事。

尚国交相は公明党の党内事情で太田氏から石井氏に交代する模様。
自民党しては美味しい国交省を連立のため公明党に渡すのは余りよい取り引きではないが
ヤムをえないのでしょう。

処で注目の菅官房長官の処遇ですが矢張り留任の様だ。

詳しくは本日の閣僚発表を待たねばならないが半数入れ替えての内閣改造の様です。

因みに党4役の谷垣幹事長・二階総務会長・稲田政調会長・茂木選対委員長覇来年夏の
参院選の備えて皆留任との事。

又高村副総理も留任の模様です。

さて第三次安倍内閣はどう行った陣営でこの難局に対処するのでしょうね。