生きて行くには、住む所・食べていく事・着物を着る事は最低限必要条件ですね。
生活費の中で一番辛抱出来るのは衣料代と云われますね。
食料費も辛抱出来ますが矢張り削るとなると着物代ですね。
しかし洋服が生活手段として重要な位置を占めて居る人達にとっては食費を削ってでも洋服代を捻出
せねばならない人も居るでしょう。
勿論カネの使い道に困らない富裕層の人達にとっては無関係な事でしょうが、我々庶民にとっては
切実な問題です。
春・夏・秋・冬にあった衣裳を準備しなければなりません。
又公式の場での礼服や、普段着・勤めのための衣服等様々用意しなければなりません。
大半の人が最小限数十着の洋服は持っていますね。
処で私の場合は仕事を離脱し、付き合う社会が随分狭くなりました。
着る洋服も必要がなくなって来て、時代遅れでも時期はずれを着て居ても誰も文句は云いません。
従って特別に洋服を買う必要がなくなって来ました。
ただ下着類は買わねばならない。
また大安売りの衣類があればツイ買ってしまいます。
が喰うだけの年金生活者は毎月の洋服代はとても払えませんね。
商売人にとっては余り期待出来ない世代ですね。