日々好日

さて今日のニュースは

増税再延期で地方税収1・7兆円減収地方自治体大きな痛手となる

2016-06-02 08:32:26 | Weblog

今回の消費税増税延期は国民の財布にはよい事ですが、地方自治体の財布にとっては大打撃。

地方自治体全体で1兆7千億円が減収となる。

消費税が8%から10%に上がると、その中に地方消費税も1・70%から2・20%に上がる
予定でした。
更に国税の内地方交付税にまわる分も引き上げられ、地方分の合計は3・10%から3・72%
に増える予定でした。

政府は消費税1%値上げで2兆8千億円の増収を見込んでいたがこれが先延ばしとなった。

政府も地方団体これを社会保障費に当てて居たので、特に地方自治体は深刻です。
これで地方は財源不足に赤字地方債発行となり、中には財政再建指定自治体となる可能性も
出てくるのではないかと懸念されますね。


保活と云う言葉

2016-06-02 07:50:11 | Weblog

ネットで聞き慣れない保活と云う文字を見つけた。

内容は保活がなければ4割の人がもう一人子供が欲しいと言う世論調査の結果発表
でした。

勿論、保活とは保育所見つけに奔走する活動の事です。

1億総活躍社会実現で、希望出生率1・8人、女性の経済活動の後押しを打ち上げて
居る阿倍首相が泣いて喜びそうな話題ですね。

政府は女性の力を成長戦略の一端としたいと云う考え方から、少子化対策や子育て政策
として待機児童の解消のため保育園等の充実のため色々の規制緩和を行って来た。

今はマンション等の保育園も許可される様になったとの事。
不足する保育士対策も考慮されて居るとか。

女性が現在の様に保育所見つけに奔走し、諦める事のない世の中が出来たらもっと
子供を産んで、社会に貢献出来ると云うのが政府の狙いですね。

処が現実は厳しく希望する保育所がみつからないので、現在の職を辞める。
もう一人子供欲しいが諦める。

早くこの様な女性を保活から開放できたら、もっと素晴らしい明日が来るかも知れませんね。

ただ残念なお知らせもある。
今回の消費税増税再延期で予定して居た、子育て政策の財源の路が絶たれた事です。


参院選公示22日投開票7月10日・増税延期表明・参院選で信を問う

2016-06-02 06:48:58 | Weblog

阿倍首相は一時騒がれた衆参同日選は見送り参院選を今月22日公示し7月10日投開票
する事を閣議決定する模様。

阿倍首相は消費税増税で、内需腰折れを避けるため来年4月実施を2年半再延期して19年
10月にする事を正式表明しました。

今回の参院選は消費税増税の再延期に至ったアベノミクス政策の評価も国民の信に問うと
云う事になる。

国民にとっては増税再延期はほっとした有り難い事ですが、国家財政や増税を財源とした
子育てや高齢者対策が反古になる可能性が出て来た事で喜んでばかりは居られない。

また阿倍首相が14年消費税の再延期は絶対ないと啖呵を切った事がかくも簡単に反古に
した責任は重いですね。

確かにその間状況の変化はあった事は認めなければなりません。

一番の熊本地震や伊勢志摩サミットにおけるホスト国の日本としては世界経済が混迷して
居る中足を引っ張る様な事は避けねばなりません。

其処で今世界経済はリーマンショク当時と同じ状況と云う危機感を説いて各国が協力して
財政出動等の政策を打つように説得し賛同を得ました。

阿倍首相には夏の参院選が控えて居るので何とか増税再延期出来ないか模索して居た節が
あって、この期を逃さず増税の2年半再延期を決定したと云う事。

日本の財政事情は切羽詰まっては居るが今日明日どうこう云う程ではないので、まずは
経済優先と云う事で切り抜けた様です。

さて其れが、吉と出るか凶と出るか?誰も判りません。

其れを今回の参院選で国民の信を問うと云う事なんですね。