英国の将来を決するEU離脱の是非を問う国民投票の結果が判明した。
離脱賛成が全投票の51・89%の1741万742票。
EU残留派は48・11%の1614万1241票。
12万6千票と云う極小差で残留派が敗れた。
欧州のリーダーであった大英帝国でしたが、フランスやドイツ中心に動くEUには英国民の
プライドがついて行かなかったのですね。
国民は移民問題や財政危機のギリシャ等の財政支援にはうんざりしていたのですね。
これ程までに英国が、はっきり拒否するとは世界中が思ってなかった様です。
英国の良識は何処に行ったのでしょうね。
政治の世界では何が起きるか判りません。
EU残留敗北でキャメロン首相は辞意表明した。
あとは英国議会が国民の意志を尊重してEU離脱を決議する事になりますね。
完全に国が二つに割れて大丈夫なのでしょうか?
紳士の国ですから内乱に発展する事はないと思いますが、北アイスランドとの紛争も
やっと鎮まったばかりですので何が起きてもおかしくないですね。
問題はEU加盟国には離脱勢力が何処もあって、次々と離脱運動が拡大すのではないかと
恐れられています。
ドイツもフランスも北欧の国々にもあるらしい。
EUグループ議事国は緊急会議を開き善後策を検討するらしい。
今回の英国のEU離脱について、4Rの声明を出すらしい。
即ちRegret 遺憾・Respect 英国民判断を尊重・Reslve EU結束決意・Reprisal
報復。
恐らくこの線での声明と予測されるらしい。
因み英国のEU離脱決定と同時に世界経済は大揺れに揺れた。
日本は特に影響が激しく株が1万5千円すれすれまで急落した。
もし離脱決定なら1万4千円まで落ちると予想されて居たので不幸にも当たった。
円は100円を割り99円02銭まで急騰。
もうこうなっては嵐の中の木の葉でどうあがいても無理ですね。
後はこの騒ぎを、どう終息させるかですね。