米国大統領選候補者選びは民主党はクリントン候補で共和党はトランプ候補で決まりそうな
状況となった。
もっとも候補者指名の党大会では何が起きるか判りません。
民主党も対立候補のサンダース上院議員も巻き返しを行い党大会で奇跡の逆転に賭けて居る。
確実と云われたクリントン候補にもメール問題を抱え、初代女子大統領には抵抗を感じる
党内の空気があるそうです。
そしてこれまでのクリントン氏の国務長官としての実績を快く思ってない一部から嫌われ者
と云われて居るとか。
一方共和党のトランプ候補は確かに実績のある実業家ではあるが、政治経験はなく技量は
疑問視されています。
過激な民衆向けの発言で国民の不満を背に受け泡沫候補と云われ彼が遂に大統領候補指名選
にまで進み、あわよくば次期大統領に選ばれる可能性も出て来ました。
まだ候補者選びは終わって居ませんが与論調査ではトランプ候補が本選では支持率が上回った
と云う予測情報すら出て来たようです。
大統領選は米国民が選ぶもので、他国民が口を挟むべき事ではないが、誰が大統領になるかで
大きく世界が変わります。
特に米国と一心同体と言われる日本にとっては国の存亡に掛かる問題とも云えます。
中国優先政策をとるクリントン氏や日本韓国を敵視するトランプ氏、どちらが大統領に選ばれ
ても日本にとっては余り喜ばしいものではない。
強いて云えばクリントン氏の方がまだましだとも云えます。
もしトランプ氏が大統領に選ばれたら日米同盟は大きく様変わりするでしょう。
米国奴属を強いられ独立国としての存在は否定されかねません。
米国離れの良い機会かも知れませんが、今後中国とどの様に接して行くのか?
真剣に考える時が来たのかも知れません。
これまでの仲良しごっこも終焉に来たのかも知れませんね。
いずれにしても今回の米国大統領選は日本に大きな決断を迫る事は間違いない様だ。