安倍首相は10日の日米首脳会談でトランプ氏に米国の対日防衛義務を定めた
日米安全保障条約第5条の重要性を再確認すると参院予算委員会で述べた。
トランプ氏は就任前から何かと日本を目の仇にする発言が多い。
特に安全保障の防衛問題では、日本に事が起きれば、米軍は直ちに支援が義務
付けられて居るが米国に事が起きても日本は助けて呉れない、これは不公平だ
と言う主張です。
確かに日本の憲法では武力による紛争解決を禁じています。
これは元々米国側の都合で決まったものです。
憲法で決まったものはそう簡単には破れません。
そこで日本政府は憲法の拡大解釈で軍隊でない自衛隊創設。
日本に許される自国防衛のため必要最小分の武器保持。
世界平和のため国外で他国軍の軍事活動支援。
等々を行って来ています。
しかい自衛隊は軍隊ではないと抗弁しても世界で有数の隊員と武器を持ち
何処へも出かけて行ける現在の自衛隊を軍隊でないとは言えませんね。
人間が一人で生きられなと同じ様に、国も一国だけでは生き残れません。
これは真実です。
日本がどう足掻いてもこの束縛からは逃げられませんね。
其処を上手にトランプ氏は日本叩きに利用している。
今までの米国大統領は日本に立場を理解して呉れて居たが今度のトランプ氏
は例外の様ですね。
日本はこれまで何処の国にも負けない米軍基地優遇や資金面で援助して
来ましたがこれがトランプ氏には通用しない様だ。
更なる基地費用負担と、米国防衛の一翼を担う事を迫って来ています。
これまで言われて居る事でしたが、もし日本に事が起きたら本当に日本を
米国が守って呉れるのかと言う疑惑です。
今回トランプ氏の米国ファストから言えば恐らく日本を守るより米国を
一番に考えるだろうと言う事です。
そこで安倍首相も、日米安保条約5条の再確認が必要となって来た。
もしそれが空文と判ったら日本はどうする積りなんでしょうね?