昨夜テレビは一斉にマレーシャクアランプール空港で起きた、北朝鮮金正恩委員長の
異母兄らしき人が毒殺された模様と、不確かな情報を流した。
このショッキングなニュースは大きな波紋を広げた様です。
金正恩氏の異母兄に当たる金正男氏は、金正日の長男で次期後継者と目されて居たが、
権力世襲継承に異を唱え後継者競争で破れ中国に逃れた。
中国は彼の唯一の擁護者である伯父の張成沢氏が反逆罪で金正恩氏に処刑されてからは
彼を利用しようとした中国からも見放され、マカオや香港等をうろつき何回も北朝鮮の
工作員に殺されかけたと言われる。
今回はマレーシャクアランプール空港からマカオに向け飛行機搭乗しょうとした時に
潜んで居た北朝鮮の二人の女工作員により毒針を打たれた模様。
気分が悪いと空港掛員に訴え病院に搬送されたが間に合わず死亡した模様。
まるで映画のストーリーみたいな出来事が実際存在するのですね。
暴走する金正恩氏は米国に対し、核保有や実験、弾道弾ミサイル発射などで脅しを掛けて
居ます。
核の力で米国と対等だと主張して居るが是を米国は無視し一向に相手にして呉れない。
対外的には、中国との関係もオカシクなって来て居ます。
バングラデシユ・アフリカ・中近東等へ核開発援助等を行っては居るが世界から孤立して
居ます。
国内的には金正恩体制の唯一支配を目指し邪魔者を次々と粛正して居ます。
前の金正日側近の軍の幹部や自分の競争相手となる人達を処刑したり粛正して来た。
勿論自分の親族も例外ではない。
今度の金正男氏毒殺もこの延長線上で起きた事でしょう。
処刑された人は是まで13年3人・14年40人・15年60人と増え続けて居るとか。
この様に自分の保身に汲々として居る金恩氏を人民が何時見限るかですね。
今回の事件の様な明らかに遣り過ぎが何時まで許されるかですね。