中国のGDP成長率7%等は別格として、米国もこの頃は景気がよく、GDPは
2%から3%成長して居ると言うのに我が国のGDPは目標の2%にも届かない。
我が国の16年10~12月期の実質GDP速報値が発表された。
年率換算でやっと1%でした。
是でも前期比で0・2%増で、如何にデフレ脱却の腰が重いかが窺えます。
内容は個人消費が前期比で0・01%減。
住宅投資は0・2%増・設備投資0・9%増・公共投資1・8%減です。
内需寄与度は0・0%で外需寄与度は0・2%で矢張り輸出頼みです。
なお輸出は前期比で2・6%増で輸入は0・2%増だったそうです。
因みに名目GDPは年率換算で1・2%で前期比で0・3%増。
問題はGDPに大いに関係して来る個人消費の伸び悩みです。
将来への不安懸念が家計節約志向になり、社会保障の将来不安・教育費の増加
等々が原因とされるが何より入って来る所得が増えない事が大きな原因。
低金利で利子収入は減り、年金は削減され・社会保険料は上がる、是では
個人消費が伸びる余地はない。
日本経済は中国や米国の経済に依存した分が大きいので、こちらがまず
しっかりして貰わないと日本の明日はない。
と同時に輸出に頼らない内需拡大が大きな問題となって来そう。
もっと皆がカネを使って欲しいと言う事なんですね。