佐賀県のある町がふるさと納税の返礼品として産地を明示せずに夕張の
規格外訳あり「赤肉メロン」を送って居る事が暴露された。
これって一体どう言う事なんでしょう?
ふるさと納税のそもそもの主旨は少しでもふるさとに役立ちたいと税金
面で支援したいと言う事です。
そこで政府は上手い手を考えだした。
棲んで居る自治体に納めて居る地方税をふるさと納税と言うことで廻す
遣り口です。
謂わば地方税の分捕り合戦です。
しかも対象はふるさとに限らず好きな自治体が選べる様にした。
ふるさと納税を受けた自治体はお礼に地元特産品を送り、お礼と共に
地元特産品の宣伝と産業活性化を図ると言うメリットがある。
ふるさと納税は財政難に苦しむ自治体にとっては救いの神となった。
各自治体は返礼品に無理して、年間何十億円もふるさと納税で荒稼ぎ
する自治体も出て来た。
豪華な返礼品や換金可能な返礼品等でエスカレートして行く。
とうとう総務省はふるさと納税額の3割内に返礼品押さえる様に
お願いした。
又換金可能な返礼品は自粛する様に頼んだ。
これらは法的になんら触れないので罰せられる事はない。
今回この町がとった産地を明示しない規格外の夕張メロンも法的
には違反してないとの事。
私は地方税の分捕り合戦である、ふるさと納税は一刻も早く
廃止すべきだと思います。