日々好日

さて今日のニュースは

労働人口減で外国人労働者と対応するか?

2017-06-27 07:32:08 | Weblog

西日本新聞が労働人口減で外国人労働者とどう共生して行くかの特集
を組んで居た。

現在日本の就労者数は6500万人と言われで計算上は二人に一人は
何らかの仕事に従事しています。

しかし少子高齢化で年々労働人口は減るばかりそれに3Kと言われる
きつい・きたない・危険な労働を嫌う傾向にあって、職種によっては
労働者不足となって居る。

それを補うのが外国人労働者となる。

処が日本は基本的には外国人の労働を容認して居ません。

現在専門的知識や技術を持った外国人等。
農業や産業の技術習得の外国人研修生。
海外留学生は原則就労は認められないが資格外活動を許可された者
は週28時間を限度で就労出来ます。

この例外規定が現在の日本経済を支えて居ると言っても過言ではない。

医師不足や日本産業技術開発には外国人の頭脳や腕が必要です。
農業・中小企業等には外国人研修生が居なくては成り立たなくなって居る。
サービス業等の人手不足には外国人留学生が役立って居る。

そこで外国人労働者を受け入れるため大幅規制緩和をしたらどうかと言う
問題が起きて来た。

国家特区制度で外国人留学生の就労時間制限を36時間に延ばし案等・・

ただ日本人労働者から職を奪う事は望ましい事ではない。
外国人労働者を多量に受け入れた欧米はテロ騒動とか色々の問題で困って
居ます。

さればと言ってこのままだと人口減で日本経済が衰退する一方だ。
50年後は人口が1000万人以上減り2053年は日本の人口は1億人
を割り、2065年は8900万人になると推定されるとか。

その時の労働人口はどれだけなんだろうか?

外国人労働者受け入れで最大の障害は言葉の壁です。
それに風習の違いによる誤解や軋轢。
地域交流し巧くとけ込めるか?

そのほか国の違いで色々なトラブル発生が予測出来ます。

現在に日本はグローバル化が進み外国人を多く見る様になった。
それに日本人顔負けの日本語を話す外人が多くなった。

日本は安全で暮らし易く魅力的だと言う外国人も増えて来た。
しかし日本人は大半がシャイで、社交下手です。

政府は外国で通用する人材育成を目指し、まずは小学生で英語が話せる
様に英語教育を小学校から始め様としてます。

まずは国民の意識改革で目を世界に向けさせる事の様ですね。


製造業戦後最大1・7兆円の破綻・タカタ再生法申請・再建には中国企業の手が・・・

2017-06-27 06:25:14 | Weblog

この処日本の大型企業の破綻が続き、その再建を中国系企業が請け合うケース
が増えて来ましたね。

三洋電機・シャープ等が中国系企業に再建を委ねた件に続き、どうやら製造業
で戦後最大と言われるタカタの再建にも中国系傘下の米国企業が関わる様だ。

タカタは画期的エアバックを開発し、世界のシェアの大半を占める勢いでした。
互いの自動車メーカーが競ってタカタのエアバックを採用した。

処が米国でそのエアバックが爆発し裁判沙汰になった。

タカタは、使用方を間違ったものと抗弁したがその後も事故が続き、欠陥品と認定
された裁判で敗訴した。

日本でもエアバックの事故が起き各自動車メーカーのリコールが続いて居ます。

タカタは事故保証金や各自動車メーカが肩代わるして居るリコール費用等が
1兆7000億円になる事が判り、経営困難で東京地裁に民事再生法適用を
申請したそうです。

この破綻額は、戦後製造業で最大額となるそうです。

タカタは中国系傘下の米国部品会社に1750億円で実質的事業譲渡で合意
したそうです。

又しても日本企業は中国企業の傘下に入った事となる。

それにしてもタカタは企業成長も早かったが、墜ちるのも早かったですね。