今朝の西日本新聞は社説でゾーン30設置についてを取り上げて居ます。
ゾーン30は高齢者・児童を交通事故から守ろうと欧州の都市部から始まった運動
で、我が国は警察庁が2011年通達を出し全国整備が始まったそうです。
そう言えばこの頃は制限速度30キロ以下の所が滅法増えた感じ。
我々ドライバーとしては、余り好ましい事ではない。
しかし歩行者優先は交通事故対策の大前提ですから高齢者・児童の保護は最優先
事項ですね。
我が国は車社会到来に伴い1970年交通安全対策基本法が設定されたそうです。
それまで1万6千人だった交通事故死が2015年には4117人と4分の1に
減ったそうです。
しかし今なお学童が登校中の列に車がつつ込む事故が絶えません。
おまけにそのドライバーが交通弱者と言われる高齢者運転手とは皮肉ですね。
現在交通事故対策の一環として設置された歩道橋ですが、高齢者の利用は
少なく、又歩道橋より横断歩道が早いので殆ど利用されない歩道橋。
設置後老朽化し危険施設となった歩道橋。
これらが次々と撤去されて行って居る。
学校付近のゾーン30設置の必要性が出て来た様です。
ただ幾らゾーン30を設置してもドライバーが守らないと意味がないですね。