日々好日

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最高裁長官に大谷判事就任・裁判員裁判はおおむね順調・より国民の理解を求める

2018-05-03 09:36:35 | Weblog

最高裁判所長官に大谷判事が就任しました。

長官は裁判員裁判はおおむね順調で今後より国民の理解を求める様検討して行く旨語った。

処で裁判員裁判には、賛否両論で制度撤廃の論も出て居る様だ。

国民参加の裁判制度がうたい文句だったが、施行後9年も経ち、色々問題が出て来た。

まず人を裁く裁判員裁判ですが、裁判員には国が素人の国民を強制的に選び任命する。

選ばれた人はまず人の人生を左右する事を託された事で悩む。

刑が軽ければ叩かれ、重すぎればなお叩かれる。

折角裁判員裁判で刑を決めても二審でひっくり返され何だったのかとなる。

所詮素人の判決、専門の裁判官から見れば気に入らない事となる。

それに是まで裁判員に秘密保持でもあちこちで問題が起きて居ます。

裁判員になる事は国民の義務とされるが、それを拒否した人はどうなるか?

色々裁判員裁判では、国民の大半は拒否して居るのではないか?

裁判員裁判で何か良い事があったのでしょうか?

私は長官に裁判は矢張り専門の裁判官が行うのが一番と進言したいです。

現在の検察審査会制度で充分だと思えてならぬ。

ムダな経費と時間を費やして裁判員裁判制度を続ける理由はないと思います。

 

 


憲法記念日・改憲か護憲か・憲法9条どうするか?

2018-05-03 07:11:36 | Weblog

日本国憲法が発布され今年で71年となります。

実は71年間も憲法が改正されないのは日本だけで大変珍しい国だそうです。

世の中はどんどん変わって行きます。

日本の憲法は解釈次第でどうにでも取れる様な柔軟さがあるそうです。

例えば基本的人権を保障する憲法11条。
公共の福祉に反しない限り、個人の自由は保障する憲法13条。
憲法14条の国民平等の原則。
思想の自由や信仰の自由・国の宗教的活動禁止する憲法19条・20条。

等々は総体的条文になり、すべてを包括する条文となる。

これは世界でも珍しいとの事ですが、これが憲法改正する必要がなかった
理由の一つとも言える。

是はまた諸刃の剣となり、拡大解釈が可能だと言う事です。

今一番問題になって居るのは憲法9条問題ですね。
戦争の放棄・不戦の誓い・戦力を持たない事ですが、独立国とし存在するには
是は理想で現実問題として無理な事を思い知らされる。

例えば中国による尖閣諸島への領空・領海侵犯やロシアによる領空・領海侵犯
等がありますね。

そこで自衛のための自衛隊と言う戦力を憲法解釈で持つ事になる。
自衛隊は軍隊に非ず、国を守るためのものと言うが、現在の自衛隊は世界でも
有数の最先端の武器や隊員を持ち、いまや軍隊ではないと言う論理が通らなく
なって来た。
それに世界の独立国として存在するには友邦が攻撃されても加勢出来ないでは
済まされなくなり、こちらも集団的自衛権の容認が憲法解釈で可能となった。

それに任務だけ押し付け自衛隊の地位保全を無視する事は、限界に来て居る。
そこで憲法9条に自衛隊の意義等明記しようと言う動きとなった。

安倍首相はいっその事自衛隊を国防軍に昇格させ堂々と宣言すべしとの論でした
がさすが其処まで踏み切れず憲法9条に自衛隊明記でもめて居る。

もう戦争はこりこりだと言う護憲派は憲法9条改正に反対です。

前の対戦で国の保護がなく過酷な扱いを受けた人にとっては、改憲賛成です。
平和ボケは国を亡ぼすと極言さえ生まれる。

現在世論調査では憲法9条改正は必要ないとするのが46%。
憲法9条の改正が必要とするのが44%。

拮抗して居ます。

どちらも国を思っての結果です。

また憲法発布の時には考えられなかった、国の緊急事態発生時の対応を憲法
で定めるべきだとする論。
これは国民の私権を規制する事にもなるので、問題視されて居ます。

さてどちらが本当に国のためになるのでしょうね。

今日はそれを真剣に考える日でもありますね。