憲法改正の是非と天皇制についての各社世論調査結果発表

今日は憲法記念日で、また令和元年になり3日が経った。

各社は一斉に憲法改正の是非と天皇制に対する世論調査を行い結果を
発表しました。

その中で毎日新聞の電話世論調査では安倍政権下の憲法改正に反対
４８％で賛成３１％と出たそうです。

憲法に自衛隊明記については賛成２７％で反対が２８％で、判らないが
３２％大半が迷って居るようです。

令和時代に変わり天皇制に対し国民の関心度の調査では、共同通信社
と毎日新聞社が共に電話による世論調査を行い結果を発表した。

毎日新聞では象徴天皇支持７４％で絶対的で、自民党支持者は８１％が
支持と出たそうです。

天皇制世論調査では共同通信社の結果報告が詳しい様だ。

徳仁天皇に親しみを感じるが８２・５％で感じないが１１・３％あった。
象徴天皇是認が８０・９％で絶対的だが、神の存在を望むが７・３％有り。
なお天皇制廃止は４・８％あったそうです。

女性天皇是認は７９・６％で反対１３・３％で、おおむね是認の様です。

天皇の退位は認めるべきが９３・５％で絶対的で反対が３・５％。

陛下に期待する活動は,1、国際親善が３５・１％、被災者見舞いが３４．・０％
社会的弱者励まし３３・０％、憲法が定める国事行為が１７・４％、地方訪問
１６・４％

天皇には、国際親善と国民に寄り添う事が一番期待が高い様だ。

尚同時に行われ安倍内閣支持率は５１・９％で不支持率３１・１％。
前回調査と変わらず横ばいだったそうです。

今日は憲法記念日・憲法改正の是非と必要性は？

戦後日本国憲法が制定されて７２年が経過します。

戦争放棄を謳った世界でも初めての平和憲法と言われていますが

此れは日本の再軍備を恐れた連合軍GHQが制定を強制した憲法
とも言われています。

日本は大戦で傷つき極端な戦争恐怖と悔悟の念でこれを素直に
受け入れた。

お陰で経済復興に専念出来て米国に次ぐ世界経済大国となった。

しかし世界の情勢は一変し日本は憲法を盾に世界紛争の傍観者と
なる事を許さなくなって来た。

同時にロシア・中国等との領土問題等でこれまでの様に無防備な
防衛も許されなくなる。
日本は自衛のための自衛隊は軍隊ではないと言って専守防衛の

自衛隊を創設した。

処がこの頃おかしくなって来た。
軍隊でない自衛隊が戦力も装備も世界で有数の保有国となる。
また世界平和のため同盟国の危機は見逃せなくなり海外派遣も
可能となり、武器携行と使用も緊急時は容認される様になる。

最早自衛隊は軍隊でないと言う詭弁が通用しなくなる。

そこで憲法を改正し自衛隊を明記すべきと言う論となって来た。

その他にも憲法が現在の流れに合わなくなって来た条項が出て
きました。

各社の世論調査でも憲法改正是認が増えて来て居ます。
憲法の不戦条項は別にしても憲法改正すべき点が益々増えて
来て居ます。

世界でも２７年も憲法改正して居ない国は珍しとの事。

当然占領下で作成された憲法が現行と合わなくなって来て
居る事は明白です。

数え上げれば十指に余ります。

しかし国民の７割は憲法改正には反対で憲法手続きにすら
反対で両院の憲法審査会はあってなきに等しい。

此れでは永遠に憲法改正はありえないです。

先延ばしし事態はどんどん状況が悪化して来て居る。

今日は憲法に正面から向き合える絶好の機会です。

国民は真剣に憲法に向き合うべきではないか？