日々好日

さて今日のニュースは

改正地域再生法で都市郊外の住宅団地周辺に店舗・福祉施設・オフイス設置可能となる・年内施行か

2019-12-03 07:58:43 | Weblog
高度経済成長期に都市郊外に建設された、1戸建ての住宅団地
は団地周辺に店舗等建設するには様々な行政な手続きが必要。
団地住民は離れた店舗や病院に行かなければならない不便が
あった。
住民の高齢化が進みこれが社会問題化しつつあった。

そこで政府は団地周辺に店舗や福祉施設・オフイス等が設置
出来る改正地域再生法を可決成立させた。
此れで団地の不便を解消し、新たに若者を呼び込み・空き家
増加に歯止めを掛けようと言う意向です。
1戸建ての団地は数が少ないとは言え全国の住宅団地の
半数をを占めるそうです。
これで店舗・有料老人ホーム・病院の建設が容易になりバス
路線新設も盛り込まれた様だ。
この様な団地は周辺に農地が多く市街化調整区域になって
居る場合が多く今回この規制緩和となった。
此れはまた地方創生事業の一環をなすそうだ。

医療制度改革の大綱が決まる・75歳以上は22年度から2割負担に・紹介状なし医療は負担

2019-12-03 06:52:11 | Weblog
政府は全世代型社会保障への移行のため、まず医療制度改革を
行う事とした。
併せて現行の医療制度維持を狙う。

現行の医療費負担は70歳から74歳までは所得の高い人を除き
2割負担となって居ます。
75歳以上の人は所得の高い人を除く1割負担です。
後は3割負担となって居ます。

此れを75歳以上は2割負担に引き上げる。
年収370万円以上は現役並みに3割負担とする。
70歳から74歳までも年収370万円以下は2割負担・
以上は3割負担とする。
義務教育就学前は2割負担とする。
なお75歳以上でも低所得者には配意する事とした。

現在年間医療費は43億円になり、この内75歳以上が医療費
16兆円と3分の1以上を占める。
今後は団塊の世代が75歳以上となるので益々高齢者が占める
割合が増えて行くので今回の2割引き上げとなった様だ。

また年齢に関係なく患者の窓口負担に一定額を上乗せする
ワンコイン負担については今後検討する事となった。

他に患者が紹介状なしで、ベッド数400床以上の大病院を
受診した場合通常の窓口負担に5千円以上を加えた額を負担
して貰う制度を拡充する。
現行は高度医療提供の特定機能病院・地域医療支援病院の
内400床以上の420病院が紹介状なしの場合別料金が加算
此れは来年から実施を中間報告に盛り込む意向。

尚更に200床以上も対象病院に拡大する案もあるそうです。
小さい病院にとっては有難い事なんでしょうが・・・




米国欠席のままCOP25始まる・G20の国に更なる削減を・日本は26%維持・削減量国際取引はどうなる

2019-12-03 06:19:11 | Weblog
地球温暖化のパリ協定発効を前に世界190ケ国が最終的詰めを
行うCOP25がスペインで行われて居ます。
処が温室効果ガスの排出大国の米国が離脱表明しCOP25には
欠席です。
此れでは幾ら世界が削減に動いても効果が薄れますね。
温暖化が深刻になる2030年に向け各国の温室効果ガス削減目標
を上積みを求めて居ます。
世界の排出の4分の3を占めるG20諸国に更なる削減目標上積み
を要求するものと思われます。
我が国は30年に13年比でに26%削減目標を据え置く意向。
各国の利害が交差して仲々仲纏めるのは難しい様です。
今回は温室効果ガス削減量の一部を国際取引し自国の目標達成
に充てる仕組みに合意出来るかと言う問題もあります。
両国が協力して削減した量をどの様に分配するかと言う新たな
問題も起きて来て居ます。
地球温暖対策はもう時間がありませんが、各国の利害先行で
果たしてパリ協定が最後の砦になりうるのか?