日々好日

さて今日のニュースは

診療報酬0・46%引き下げ・医師の技術料等本体部分0・55%引上げ・薬価1・01%引下げ

2019-12-18 07:52:01 | Weblog
政府は2020年度医療報酬等の改定を発表した。
何しろ医療報酬等の改定は医療費の増減に関わり国会予算編成に
関係して来る重大事項です。
まず2020年度医療機関が受け取る診療報酬は全体の0・46%に
引き下げる。
医師の技術料・人件費の本体部分は0・55%引き上げる。
薬の公定価格の薬価部分は1・01%引き下げる。
結果的には0・45%のマイナスと弾く。

此れでどうなるのか?
薬価引き下げで1100億円の国費節減が出来るが本体部分の
増で600億円が増える。
ただ全体的には500億円の節減となりそう。
0・55%アップの0・8%は医師の働き方改革に使用し、緊急
医療の病院限定とする。
尚医師の負担軽減の人員増等で既存の基金から143億円を
手当するそうです。


巨大IT企業への対応は世界の流れ・日本も巨大IT企業規制強化に本格化か?

2019-12-18 07:19:33 | Weblog
ネットの普及で巨大ITのGAFA・Google・Amazon・FaceBook
Apple等プラットフォーマと呼ばれる巨大ITがその国の法律の
網をくぐり自由に企業活動を行い問題化して来た。
そこで各国はどう対処するか国際会議等で検討されて来た。
我が国も消費者保護や外国企業規制等で本格的に動きだした。
まずデジタルプラットフォーマー取引透明化法案を来年の通常
国会に提出する事とした。
大規模通販サイト・アプリストアー運営業者が対象で利用者や
中小企業を利益を守る事を主眼にする。
問題となるIT企業が集めた個人情報への規制や、IT企業の
統廃合が独禁法違反となるのか等検証する事となりそう。
兎に角現在の巨大ITは多くの問題をかかえて居るがネットと
言う法の網の外に居るので規制が難しい。
どこまで利用者の権利・利益が守られ透明化出来るか?




入試改革大学共通テスト目玉の国語数学記述式導入断念?英語民間検定に続き改革破綻か

2019-12-18 06:18:38 | Weblog
大学入試について此れまでの暗記中心のマークシート方式から、
思考力・判断力・表現力を問う記述式とする大学入学共通テスト
へ改革が行われる事となった。
来年度から始まる寸前になってまず英語の民間検定の活用で
価格の点等が問題になり実施は延ばされました。
では英語についてはどうなるか?
センター試験のマークシートの方式200点・リスニング50点満点
配点が2021年からマークシート100点・リスニング100点となる
センター試験の発音・アクセント・英文の並び替えは廃止される。
同時に導入の民間英語検定の活用は種々の問題で延期された。
英語を読む・聞く・話す・書くの評価に重点を置く事に変わりはない。

国語・数学の一部記述式変更については採点の問題で白紙に戻
された。
先ず50万人もの採点を短時間内に遣る事は不可能に近い事。
採点を請け負った企業は学生アルバイト等で対処するので公平さ
が保証されない。
記述式となると採点者の主観が入り幾ら基準を設けても不公平
さは避けられない。
人の一生を決する入試試験がそれでよいのかとなる。
そこでこの記述式はつぶれた様です。
しかし文科省はあくまで思考力・判断力・表現力に評価の主点を
置く事は変わらないとして居ます。
記述式変更は平成6年実施に向け検討すると言う。
大学共通テストに二つの大きな改革が潰され或は延期となり受験
する学生にとっては全く迷惑な話しで、実施しないなら初めから
言うなと言う学生の本音がよく判りますね。