今回熱海の伊豆山の土砂災害は大雨・洪水警戒レベルで出される
避難指示への一本化がなされて初めてのケースとなった。
熱海市と気象庁は土砂災害警報情報は出して居たが、判断遅れで
避難指示は出されず、住民に危険の切迫度が伝わらず、起きて
災害となった。
熱海市は気象庁からは危険レベル4に相当する土砂災害警戒
情報を受けたが気象庁の雨量情報等で避難指示は出さなかった。
これは結果論となるが、自治体の長が避難指示を出す事の
重みを考えると、判断に迷いが出る事は止むを得ない事です。
ちゃんと国が補償して住民に出すのが避難指示です。
これを自治体の長に押し付けるのは少し責任が重すぎます。
住民の生命を守るのは自治体長の役割ですが、国も同時に
同じ責任を負います。
国は自治体の自主性に任せると言いつて責任回避してないか?
災害時の避難指示は今後も問題となる事項です。