コロナワクチン接種がやっと軌道に乗りかかった途端ブレーキ
が掛かりました。
問題は国の大規模接種や大学や企業への職域接種用のモデルナー
製が需要が供給を上回り新規受付を中止した事から、フアィザー
もワクチン不足が取り沙汰されつる様になった。
政府は自治体様のフアィザー製ワクチンについては充分に供給
する目途が立ったので安心してワクチン接種を進めて欲しいと
自治体に要請しました。
処が7月なってどうもフアィザー製ワクチン不足が問題化して
来ました。
政府は6月末まで8800万回分のフアィザーワクチンを
自治体に配布しました。
国のシステムの集計では4800万回が接種され、後4千万回
分が自治体や医療機関にある勘定となる。
処が国が4千万回分在庫として残って居る筈と云うが、現場の
自治体には実際ないと云う。
どうもこれは自治体が在庫でなく2回目分として確保したから。
予約券無しで接種した人が多数でたから。
等々でこれ等が問題化して来た。
それに政府が予約枠縮小し自治体への配布を削減して来た事で
自治体は大混乱となった。
一般人接種の遅れや2回目接種の目途が立たない等の問題が
出て来た様だ。
配布数の違いで各自治体で接種状況に格差が出てきました。
此れでは自治体の集団接種があてにならないので、職域接種
に走る気持ちもわかりますね。
ワクチン接種は原則予約制として居ますが、今は此れが此れが
足枷になって居る向きもある様です。
予約なしの接種は簡単でよいが、接種状況管理面でも問題
が出て来ています。
予約して接種しない人、ワクチン箱を開箱して余ったワクチン
の処理は定められた時間内で接種・また取り扱いミスで廃棄
せねばならないワクチン等々想定外の事も起きます。
矢張り懸念されたワクチン配布体制の不備と、取り扱い方法
の不徹底です。
因みに全人国に対するコロナワクチン接種の進捗度は1回目
接種済みが3938万人で進捗度31%
2回目接種済みは2427万人で進捗度19・1%
全国での接種回数6365万回
これからも簡単な計算で2500万回分が残って居る勘定になる。