２０２０年コロナ対策補正予算７３兆円の内、２０兆円は未使用・時短協力金等殆ど未払

政府はコロナ対策費として３回に亘り、７３兆円もの補正予算

を編成しました。

処がこの程、３割に当たる概算で２０兆円余が未使用である事

が判明した。

時短に応じ飲食店に支払う協力金は３兆６千億円用意されたが

４月時点で支給額は９７００億円しかなかった。

自治体事務手続の遅れが大きな要因となって居る。

東京都は今回の緊急事態で協力金の先払いを検討して居るとか。

また観光支援事業のGOTOトラベルでは２兆３７００億円の

予算に対し事業実施団体への交付は９４００億円

これはコロナ感染拡大で事業の一時停止で止むを得ない事。

他にも補正予算で組まれた脱炭素社会実現・中小企業支援予算

等も未使用が多い。

また公共事業予算３兆円も殆ど未使用との事。

なお一人１０万円の特別定額給付金・布製マスク配布事業は

一次と二次補正予算で執行済みです。

使途を特定しない予備費は１１兆５千億円だがこの内９兆円

の使い途は決まったそうです。

折角予算を組んでも使われないなら意味がないですね。

２０２１年版防衛白書閣議で報告・米中関係重視特に台湾安定が重要と初明記・

岸防衛大臣が２０２１年防衛白書を閣議で報告した。

今回は激化する米中関係を注目し、中国の台湾や南シナ海での

軍事動向を注視した。

特に台湾情勢の安定が日本の安全保障や国際社会の安定に大変

重要だと断じた。

中国海備局の武器使用を認めた海備法には警戒を強めた。

特に中国の国防費が此処３０年間で４２倍にも跳ね上がり海洋

進出が活発化し尖閣諸島も相次ぐ領海侵犯が増加しています。

油断したら何時領有化されるか判りません。

日本ももっと危機意識を持つべきでは・・・・

政府コロナ対策違反の飲食店へ酒類取引停止要請撤回・取引金融機関への圧力要請も中止か

政府が打ち出したコロナ対策とし飲食店で酒類の午後８時以降提供

自粛に対し違反する店が出てきました。

政府は公正さを欠くと酒取引業者に対し、違反飲食店への酒類取引

停止を要請しました。

これは流石遣り過ぎと業界や与野党から批判が集中し、ついに要請

撤回となりました。

政府が何とかしようと云う意義は認めるが矢張り遣り過ぎではないか

此れと同時に政府が取引金融機関に要請した、違反店への取引自粛も

取り下げが迫られています。

取引金融機関への要請は国税庁等が関係団体へ文書で依頼して居た。

政府の暴走とも捉えられるが、此処までしなくてはならない業界

にも問題があるのではないか。