コロナ感染拡大・東京五輪開催で国の動向に一番関係のある
自民党総裁選はすっかり影が薄くなってしまった。
報道機関が行った世論調査では共同通信が支持率35・9%で
不支持率49・8%でした。
他の機関も朝日31%・49%、読売37%・53%、NHK
33%・46%、最悪は毎日30%・62%でした。
何処も30%以下の倒閣危険ゾーン間際です。
菅氏では衆院選で戦えないと云う声も出て居るが、何故か
ポスト菅になる人が出て来ない。
無派閥の菅氏を推すのは二階幹事長です。
これに最大派閥の細田派の安倍氏、安倍氏の盟友麻生氏も
同調これでは対抗して立つ人も躊躇す。
常連の岸田氏・石破氏若手の河野氏・小泉氏も派閥に頭を
押さえられ立てない様だ。
ワクチンさえ行渡れば状況は変わるとする菅氏に期待を
掛けて居る様で、敢えて火中の栗を拾う愚行は慎んで
居る様子。
党内には総裁選を9月末から11月まで引き延ばす案
が浮上して居る。
衆議院議員の任期10月21日に衆院解散、投開票日を
11月28日にする事は可能で任期満了後総裁選と云う
寸法です。
衆院解散権は首相の専決事項ですので、菅氏の胸三寸
です。