景気減速で今まで世界経済の牽引となって居た新興国から急速に投資マネーが
引き上げられ、新興国マネーの流出が続いています。
1997年の東南アジア発端の金融恐慌の再来かと危惧される状況らしい。
是に米国のりあげをが重なると最悪の状況になる恐れがあるとも云われています。
既にリーマlンショック時の新興国マネーの流出を超えて居るとも云われて居るとか。
世界主要金融機関が加盟する国際金融協会の調べでは中国・タイ・ペルー等30ケ国の
新興国を調査した処新興国への投資マネーの今年の流入額は、前年の半分で5480億
ドルと落ち込んだ事が判明。
また新興国から投資マネー引き上げは前年比で4%増の1兆890億ドルとなりった。
更に来年度も3060億ドルの流出超過が予測されるとの事で相当深刻です。
一番影響を受けて居るのが経済低迷を噂される中国からの流出が激しい様です。
それに中国ベッタリの韓国・ウクライナ問題で米欧の制裁を受けて居るロシア・原油価格
下落で影響を受けて居るサウジアラビア等からの流出が大きく目立つとの事。
この流出した投資マネーはより良い投資先を求めて先進国や経済が安定して居る他の
新興国へ流れ込んで居る模様。
我が国も少しはおこぼれに預かって居るのかも知れませんね。
しかし日本も欧州も金融緩和で辛くも景気を支えて居る状況ですから、投資マネーの行き
場も自然と限定されて来るが、何処に走り出すか危険性も秘めて居ます。
これ以上世界経済が低迷すると成長率の危険水域と云われる成長率2%を割る事もありです。
我が国がこの線上で四苦八苦していますね。