東京都都議会は豊洲問題で100条委員会を開き、元東京都副知事・元中央卸売
市場長・東京ガス会長・社長等を証人喚問しました。
豊洲問題では証人喚問に予定されて居る石原元都知事は記者会見を行い、戦場に
赴く武士の心境だと大見得を切った割りには、自分は決済印を押させられ全ては
元副知事が行ったと責任逃れをし、トドの詰まりはこの様に豊洲が開業出来なく
なったのは小池都知事のせいとなじりました。
なんとも見苦しい様ですね。
今回豊洲の東京ガス跡地購入問題で水面下の交渉が行われて居た事が100条委員会
で明らかにされた様です。
そもそも東京ガスは、豊洲跡地利用は商業施設や住宅地へ販売を予定して居たが
其処に築地市場の老朽化で候補地を物色して居た東京都が割り込んで来て、豊洲
しかないと強引に説得させた模様。
その折り東京ガスは土壌調査を行い、環境基準を上回る土壌汚染がある事を認識し
1回目100億円・2回目79億円の土壌汚染対策費用を負担して居る。
東京ガスは土壌汚染は処理したと嘘の報告を東京都にした様です。
東京都は後はどうにかなると甘く踏んで、土壌汚染瑕疵担保を放棄して買い急いだ
様ですね。
購入後再調査し予想以上の高濃度の汚染物質が出て来て、土壌の除去で合意された。
処が何時の間にか地下空間の上に市場は建造され今日の様な状況となった。
豊洲市場移転に伴う費用は3926億円と推定され国からも100億円が国庫
交付金として補助金として出されるそうです。
東京との手持ち資金等かき集めても1446億円が不足するらしい。
それは築地市場売却益が当てられて居ると言うが、この様な事態になった今
売却出来るのか。
もし売却出来なかったら折角巨額のカネをかけ完成させた豊洲はどうなる?
4000億近くの無駄カネを使わせる原因を作った人の罪は思い。
土壌汚染が判っている東京ガス跡地を1980億円で取得させた時の都知事
は単なるロボットだっかのか?
この責任問題の究明と同時に豊洲市場をどうすべきか早急に決めるべきでは。