必ず近い内起きると言われるのが南海トラフ地震と、関東一円を襲う首都
直下型地震と言われて居ます。
大正末に起きた、関東大震災から100年近くなって来て何時起きても
おかしくない状況です。
あの時は狭い道路に密集した木造家屋の倒壊・炎上が災害を大きくした。
地震による大火災発生で行き場をなくした人は数多く犠牲となった。
今は道路も比較的拡張され、コンクリー建ても多くなったがまだ日本は
木造建築が大半です。
其処で東京消防庁は木造住宅の密集地の葛飾区で地震時の消火訓練を
行ったそうです。
木造住宅の密集地を消防関係は木密地域と呼ぶそうです。
この木密地域で消防庁と地元消防団が協力し地震の時起きるあらゆる事を
想定して消火訓練が行われたそうです。
がれきで塞がれた道路や浸水した道路での消火。
水陸両用車も参加しての消火訓練でした。
矢張り問題になるのは道路の狭さですね。
道路拡張し、区画整理をすればこの問題は解決します。
しかし住民の利権、経済的負担、古い街へのしがらみ・古い街への懐古の
念等々で、簡単には行かない様ですね。
神戸の震災の時の様に、何もかも跡形もなくなれば話しは違って来るの
でしょうね。
因みに地震が起きたら、住民は消火等考えず、何も持たず身一つで避難
するのが一番賢明な事との事です。