まずは報告から。
きのうおとといと、福島競馬場場長杯っていう馬術大会に行ってきた美浦の馬たちは、大活躍だったらしいです。
グッドリーズンは、当然のごとく、場長杯(たぶん一番高い障害競技)を2連覇。
ほかにも、中学生・高校生たちが、1・2・3着独占とかやってくれたらしい
福島競馬場のひとたちには、「もう来るな!」って言われたとか
戦犯は、グッドリーズン(はっきり言って、格が違う。去年の新潟でも「この馬がココ使う意味あるの?」と言われた。)だけぢゃなくて、フラヴォンとセルスコールも。(この2頭は、ほんとすべてを理解してて、つかまってるだけで上位に来ちゃう?)
ま、とにかくおめでとう。順調な今シーズンのスタートです
それはともかく、私は、朝の9時から乗馬の練習へ。
福島へ遠征した馬たちは、お休み。何に乗るか訊かれて、なんでもいーなーと考える。
そろそろ「馬場」の練習も(ホントに競技出る気なのか、俺?)しなきゃいけないんだけど、先週のおさらいもしたいので、やっぱ今日は障害のほうをやろう。
ミラノには冬場さんざ乗ったんで、ひさしぶりにニアフュージョンに乗ってみることにする。
ちなみに、ほかに来てた二人は、コンキスターとミスターマイダスで、馬場の練習。
もしかしたら、ニアフュージョンでちゃんと練習したことって、なかったっけ? とにかく、去年の12月の内輪の試合で80センチ競技かなんかで乗って以来。
ニアフュージョンは、鹿毛のサラブレッド、2000年生まれの10歳、父ジェイドロバリー・母ジンジャーリリー・母の父Alysheba。乗馬になってからは5年くらい。
はたで見てると、なんか障害へ向かわそうとすると、反抗するみたいに後肢ハネてばっかいるようなイメージがあるんだけど きょうは俺がやられちゃうのかな?
馬場に出て、小さい区画のなかで、まずは速歩。ころころ手前を変えて、回転したり、歩度を伸ばしたり。あら?やっぱ耳しぼって、妙に力んでるぞ?
しばらくやってみてから、アブミはずして輪乗り、正反撞の特訓。って言っても、ひとりで乗ってると、自分のラクできるペースに落とせるから、あまり厳しくないんだけど。
さあ、そしたら駈歩。あ、やっぱ、やられちゃった。前へ出そうとすると、クビ振って、怒ったように尻っぱね! 別にこのくらいで落とされたりはしないけどね。
うーん、難しいなー、手綱とかいろいろ工夫して、前へ出すときに乗ってくようにしてみるんだけど、スムーズに歩度を伸ばせたり、やっぱ嫌がられちゃったりの割合が半々くらい ま、いいか、輪乗りの詰めたり開いたりと、歩度を伸ばしたりが、なんとなく出来たから(←自分に甘い)。
最後に、速歩での前傾姿勢と、駈歩のツーポイントをおさらいして、ぢゃあ障害やるかってことで。
「いまの駈歩のツーポイント、よかったですよ、あの感じで(障害も)」と始まる前からおだてられる。え?なんで?どこが?って思わず訊き返しちゃう。先週も、速歩の前傾は直されまくりだったのに、駈歩になるとOKが出たし。自分では、どっちもそんな変わんない感じなのに。
ちなみに、速歩の前傾姿勢については、まっすぐ立つような感じでいいんでって直される。あまり手が前にいっても、馬が何かしたときに止められないでしょ、っていうんでおヘソのへんに拳を持ってきたりして。
まずは、速歩でクロス。左右の手前で何回か。「障害に向かって回転するときに、手綱だけで操作しようとしない! 脚使って」ということで、駈歩扶助のような形になってもいいからってんで、内方姿勢を意識して回る。ちなみに、今日はフラットワークの時点で、外方の脚を股関節から後ろに引くことを意識してはいたんだが。
ニアフュージョンは、ときどき前に出そうとするとイライラってするみたいなことするんだけど、障害の前では止まるそぶりもない。あんまり直前でプレッシャーかけすぎないようにって注意されて、んぢゃ、駈歩に移行しますか。
駈歩出そうとすると、またハネたりして、どうも人馬の呼吸はあってないんだが、まっすぐ障害に向ければ、問題なく飛ぶ。飛んだあとはスムーズに乗ってくようにする。
「先飛びしないように、障害の前ではカラダ起こして待って!」っていうんで、障害に向かうまでは、ツーポイントっぽく前傾してって、直前では坐って背中を押すような感じ、そしたら馬はスイッチが入ったみたいに、力強く障害を飛ぶ! ちょっとくらい踏切が近くても遠くても大丈夫!
次、連続クロス障害。ノーマルだと、あいだは5歩、それを6歩か、もし7歩になったらそれでもいいからってことで、トライ。
なんかクビ振ったりしてるのをなだめながら障害に入ってく、ひとつめを飛んで、1・2・3、1・2!? ありゃ、5歩で飛んぢゃった
そのあとも、5歩で飛んぢゃったけど、何回かやるうちに、1コめの障害にユックリ待つような感じで向かってくことができるようになって、2コめに向かっても抑えることができ、6歩で飛べるようになる
さあ、次。レンガやってみますか。レンガ?
ふだんあんまり飛んだことのないものは、飛ぶ前に馬によーく見せてやる。常歩で、真っ直ぐ、レンガ障害に向かって歩かせる。馬が止まるとこまで向かわせる。馬が自分で止まったら、そこでクビをポンポン! そこで、さらに脚で、障害に向かって一歩だけ前に出す、出たら、ポンポン! 飛べるな?怖くないな?って馬に言うふりして、自分に言う
んぢゃ、やってみますかって、駈歩でレンガに向かう。「障害にぶつけるよーなつもりで」って言うんで、下を見ないようにして、カラダ起こしてグイっと推進、スパーンときれいに飛ぶ。思わず馬のクビ、ポンポン
次、リバプール。水濠の代わりに、垂直障害の下に青いビニール置いてあるやつ これまた止まらないように、真っ直ぐ向かったらグッと推進、問題なく飛ぶ、ポン、ポン!
次、オクサー。70センチくらいだけど、人間がオクサー苦手なんで、困ったもんだ 先飛びしないようにだけ気をつけて、障害前では元気よく前に出させて、2,3回やったけど、手前のバーを後肢で落としちゃう。
んぢゃ、経路やってみますかってことで。右手前で垂直飛んだら、左に270度回転して連続障害、あいだはホントは5完歩だけど6歩入れる、右に220度くらいまわってレンガ、270度左にまわってリバプール。
はい、スタート。ゆっくりした駈歩で1コめ飛越。回転してると、なんか馬が嫌がってんだけど、前に前に、でも急がず急がずって、なだめながら飛越、ぐっと抑えて連続障害飛越。回転してレンガへ、一定のペースの駈歩つくって、決して人が早まらず馬の真上にいるようにして飛越。次の障害を視野に入れながら、あわてないように回転して、最後飛越。経路にして回ってると、だんだんエキサイトして速くなる馬いるんだけど、どうにかニアフュージョンは落ち着いて回ることができた
つぎ、逆回りにして、やっぱり経路走行。どっちかっていうと右回転で内に入ってくるような感じがするんだけど、まっすぐ坐るようにして、障害に正面から入るように心掛けて、クリア。
まずまず、上出来。最初の障害に向かう前に、思ったような駈歩できないで巻乗りしちゃったのはホントは減点なんだけど、走りだしてからは反抗なしだから、よしとしましょう。
去年12月の大会で乗ったときは、止まったり尻っぱねされたらヤだからって、勢いでガンガン行かせちゃったから、担当者に「暴走しすぎ!」って怒られちゃったけど、今日は私にしてはうまく乗れたほうだと思う。
終わったあと、手入れしてるときに、ハナとかクチ拭いてたら、右人差し指をガッと噛まれちゃった、痛ぇ
ニアフュージョンは、リンゴ食わないんだけど、きょうは一かけやったら半分くらいは食べた。ちなみに、もう1頭のリンゴ食わない馬=シアトルユーは、先週から食べるようになった。(なんか疑わしそーに、うまくなさそーに、食うんだよね)
きのうおとといと、福島競馬場場長杯っていう馬術大会に行ってきた美浦の馬たちは、大活躍だったらしいです。
グッドリーズンは、当然のごとく、場長杯(たぶん一番高い障害競技)を2連覇。
ほかにも、中学生・高校生たちが、1・2・3着独占とかやってくれたらしい
福島競馬場のひとたちには、「もう来るな!」って言われたとか
戦犯は、グッドリーズン(はっきり言って、格が違う。去年の新潟でも「この馬がココ使う意味あるの?」と言われた。)だけぢゃなくて、フラヴォンとセルスコールも。(この2頭は、ほんとすべてを理解してて、つかまってるだけで上位に来ちゃう?)
ま、とにかくおめでとう。順調な今シーズンのスタートです
それはともかく、私は、朝の9時から乗馬の練習へ。
福島へ遠征した馬たちは、お休み。何に乗るか訊かれて、なんでもいーなーと考える。
そろそろ「馬場」の練習も(ホントに競技出る気なのか、俺?)しなきゃいけないんだけど、先週のおさらいもしたいので、やっぱ今日は障害のほうをやろう。
ミラノには冬場さんざ乗ったんで、ひさしぶりにニアフュージョンに乗ってみることにする。
ちなみに、ほかに来てた二人は、コンキスターとミスターマイダスで、馬場の練習。
もしかしたら、ニアフュージョンでちゃんと練習したことって、なかったっけ? とにかく、去年の12月の内輪の試合で80センチ競技かなんかで乗って以来。
ニアフュージョンは、鹿毛のサラブレッド、2000年生まれの10歳、父ジェイドロバリー・母ジンジャーリリー・母の父Alysheba。乗馬になってからは5年くらい。
はたで見てると、なんか障害へ向かわそうとすると、反抗するみたいに後肢ハネてばっかいるようなイメージがあるんだけど きょうは俺がやられちゃうのかな?
馬場に出て、小さい区画のなかで、まずは速歩。ころころ手前を変えて、回転したり、歩度を伸ばしたり。あら?やっぱ耳しぼって、妙に力んでるぞ?
しばらくやってみてから、アブミはずして輪乗り、正反撞の特訓。って言っても、ひとりで乗ってると、自分のラクできるペースに落とせるから、あまり厳しくないんだけど。
さあ、そしたら駈歩。あ、やっぱ、やられちゃった。前へ出そうとすると、クビ振って、怒ったように尻っぱね! 別にこのくらいで落とされたりはしないけどね。
うーん、難しいなー、手綱とかいろいろ工夫して、前へ出すときに乗ってくようにしてみるんだけど、スムーズに歩度を伸ばせたり、やっぱ嫌がられちゃったりの割合が半々くらい ま、いいか、輪乗りの詰めたり開いたりと、歩度を伸ばしたりが、なんとなく出来たから(←自分に甘い)。
最後に、速歩での前傾姿勢と、駈歩のツーポイントをおさらいして、ぢゃあ障害やるかってことで。
「いまの駈歩のツーポイント、よかったですよ、あの感じで(障害も)」と始まる前からおだてられる。え?なんで?どこが?って思わず訊き返しちゃう。先週も、速歩の前傾は直されまくりだったのに、駈歩になるとOKが出たし。自分では、どっちもそんな変わんない感じなのに。
ちなみに、速歩の前傾姿勢については、まっすぐ立つような感じでいいんでって直される。あまり手が前にいっても、馬が何かしたときに止められないでしょ、っていうんでおヘソのへんに拳を持ってきたりして。
まずは、速歩でクロス。左右の手前で何回か。「障害に向かって回転するときに、手綱だけで操作しようとしない! 脚使って」ということで、駈歩扶助のような形になってもいいからってんで、内方姿勢を意識して回る。ちなみに、今日はフラットワークの時点で、外方の脚を股関節から後ろに引くことを意識してはいたんだが。
ニアフュージョンは、ときどき前に出そうとするとイライラってするみたいなことするんだけど、障害の前では止まるそぶりもない。あんまり直前でプレッシャーかけすぎないようにって注意されて、んぢゃ、駈歩に移行しますか。
駈歩出そうとすると、またハネたりして、どうも人馬の呼吸はあってないんだが、まっすぐ障害に向ければ、問題なく飛ぶ。飛んだあとはスムーズに乗ってくようにする。
「先飛びしないように、障害の前ではカラダ起こして待って!」っていうんで、障害に向かうまでは、ツーポイントっぽく前傾してって、直前では坐って背中を押すような感じ、そしたら馬はスイッチが入ったみたいに、力強く障害を飛ぶ! ちょっとくらい踏切が近くても遠くても大丈夫!
次、連続クロス障害。ノーマルだと、あいだは5歩、それを6歩か、もし7歩になったらそれでもいいからってことで、トライ。
なんかクビ振ったりしてるのをなだめながら障害に入ってく、ひとつめを飛んで、1・2・3、1・2!? ありゃ、5歩で飛んぢゃった
そのあとも、5歩で飛んぢゃったけど、何回かやるうちに、1コめの障害にユックリ待つような感じで向かってくことができるようになって、2コめに向かっても抑えることができ、6歩で飛べるようになる
さあ、次。レンガやってみますか。レンガ?
ふだんあんまり飛んだことのないものは、飛ぶ前に馬によーく見せてやる。常歩で、真っ直ぐ、レンガ障害に向かって歩かせる。馬が止まるとこまで向かわせる。馬が自分で止まったら、そこでクビをポンポン! そこで、さらに脚で、障害に向かって一歩だけ前に出す、出たら、ポンポン! 飛べるな?怖くないな?って馬に言うふりして、自分に言う
んぢゃ、やってみますかって、駈歩でレンガに向かう。「障害にぶつけるよーなつもりで」って言うんで、下を見ないようにして、カラダ起こしてグイっと推進、スパーンときれいに飛ぶ。思わず馬のクビ、ポンポン
次、リバプール。水濠の代わりに、垂直障害の下に青いビニール置いてあるやつ これまた止まらないように、真っ直ぐ向かったらグッと推進、問題なく飛ぶ、ポン、ポン!
次、オクサー。70センチくらいだけど、人間がオクサー苦手なんで、困ったもんだ 先飛びしないようにだけ気をつけて、障害前では元気よく前に出させて、2,3回やったけど、手前のバーを後肢で落としちゃう。
んぢゃ、経路やってみますかってことで。右手前で垂直飛んだら、左に270度回転して連続障害、あいだはホントは5完歩だけど6歩入れる、右に220度くらいまわってレンガ、270度左にまわってリバプール。
はい、スタート。ゆっくりした駈歩で1コめ飛越。回転してると、なんか馬が嫌がってんだけど、前に前に、でも急がず急がずって、なだめながら飛越、ぐっと抑えて連続障害飛越。回転してレンガへ、一定のペースの駈歩つくって、決して人が早まらず馬の真上にいるようにして飛越。次の障害を視野に入れながら、あわてないように回転して、最後飛越。経路にして回ってると、だんだんエキサイトして速くなる馬いるんだけど、どうにかニアフュージョンは落ち着いて回ることができた
つぎ、逆回りにして、やっぱり経路走行。どっちかっていうと右回転で内に入ってくるような感じがするんだけど、まっすぐ坐るようにして、障害に正面から入るように心掛けて、クリア。
まずまず、上出来。最初の障害に向かう前に、思ったような駈歩できないで巻乗りしちゃったのはホントは減点なんだけど、走りだしてからは反抗なしだから、よしとしましょう。
去年12月の大会で乗ったときは、止まったり尻っぱねされたらヤだからって、勢いでガンガン行かせちゃったから、担当者に「暴走しすぎ!」って怒られちゃったけど、今日は私にしてはうまく乗れたほうだと思う。
終わったあと、手入れしてるときに、ハナとかクチ拭いてたら、右人差し指をガッと噛まれちゃった、痛ぇ
ニアフュージョンは、リンゴ食わないんだけど、きょうは一かけやったら半分くらいは食べた。ちなみに、もう1頭のリンゴ食わない馬=シアトルユーは、先週から食べるようになった。(なんか疑わしそーに、うまくなさそーに、食うんだよね)