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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ミスターマイダスで、落馬

2010-05-25 20:14:08 | 馬が好き
実はー、先週は雨降ってた木曜も含めて、月~金の5日連続、馬に乗ったんですよ。
でも、当ブログは、乗馬がメインぢゃないし(しかし、乗馬関係の知合いしか読んでいないというウワサもあり)、馬について書くのは、週1回にしよーと思ったのさ。
で、きのう、雨のなか馬乗ったこと書いたから、きょうは何か読んだ本について書くつもりだったんだけど、表題にもあるように、落馬したんで 落馬したときだけカッコ悪いから伏せた、みたいに思われるのもシャクなんで、2日連続で馬の話になっちゃう。
ちなみに私、それほど乗馬うまくないけど、あまり落ちない。(落ちてたまるかっつーの。)おだてるのが上手な先生は「バランスがいい」と言うし(そんなよくないのは自分で知ってるが)、たまには落ちりゃ面白いのにと見てるひとは「しぶとい」と言う。自分で考えるに、実態は、落ちる前にムリすんのをヤメてるだけである だから、練習ぢゃなくて、試合では、気ばっか逸ってて、落ちることがある。

さて。
きのうとは打って変わって、いい天気でした。28度まで上がるっていうんで、夏はヤだなーと思いつつ、乗馬へ。

きのう障害跳んだんで、きょうは別に飛ばなくてもいい日にして、ミスターマイダスに騎乗。

乗るの二度目。なんかあんまり動いてくれない印象があったんで、ムチ持ってく。(基本的にムチ持つのはキライ、できれば無しで済ませたい。)
ほかに4人来てて、カネショウエイコウ、メジロリュウジン、フラヴォン、シアトルユーと一緒に練習。
馬装して、休み明けだし、厩舎まわりをよく常歩してから、馬場へ。
常歩のうちに、脚の位置チェック。カカト下げようとしたら、足が前に出てたみたいで、立ちにくい。おしりの真下に来るように直す。
なんかずいぶん脚が後ろに行ってるような感じがする。小柄な馬だとそんなことないんだけど、大きい馬だと何かの感覚が狂う。股関節から前後に脚を振って緊張をとる
馬場へ行ったら、押し出されるように(?)先頭へ、5頭で部班。
速歩で蹄跡を。「頭は肩の上、カカトはおしりの下、肩甲骨をくっつけろ」と心の中でおまじない唱えながら回る。
「そろそろ馬場の経路も憶えなきゃなー、中間速歩ってどのくらい出せばいいんだろう?」とか考えつつ、手前替えたり、巻乗りしたり。
正反撞は、ゴトンゴトンと、馬の動きについてけてない 腰を前に出さなきゃとは思うんだけど、逆に頭が前に行きそう、カラダ後ろに引く。
んぢゃ、輪乗りで、アブミぬいでーって。アブミ履かなきゃ履かないで、それは乗りやすいんだけどね、力ぬけばヒザ下がるし。
ただ、馬がもうちょっと勝手に進んでくれたらラクなんだけど、「おりゃ!前行け、おりゃ!内に入るな」って、動かしながらの正反撞は、けっこう大変。
はい、アブミ履き直して、いくらかは鞍ハマりもよくなったかもしれないとこで、駈歩。
ちっと重たいけど、まあ何とか出ます タラタラしてる馬は、少しビッと走らせてみたいんだけど、部班の先頭なんであんまり勝手に飛ばすわけにもいかない
重たい馬を動かそうとすると、つい駈歩のとき人間が体を揺すっちゃう すると上体前に行くしロクなことないんだけど、ついつい動いちゃう。

ぢゃあ、ちょっと確認する程度に、障害やりますかってことで。
んー、でもさー、ミスターマイダスが障害跳んでんの、見たことないんだけど
しかし、これは面白いことになったぞと、独り秘かに喜ぶ 飛ぶか飛ばないか、やってみなきゃわかんないし
やっぱりちょっと反応が不安だったので、アブミひとつ短くしたあと、すこしだけ駈歩の伸ばしたり詰めたりをやってみる。まあいいでしょ、抑えることもできるし、回転もだいじょぶそう。しかし、この馬、どれだけの力があるのか、まったく見えてこないな
速歩で、クロス。遠くから障害へ真っ直ぐ向かうと、お?お?おお? なんかふらつく。さては逃げようとしてるな。手綱短くして、脚で前へ押す。飛ばせてやるぞ!と、ちょっとサディスティック(?)になる
ありゃ、直前で止まっちゃった やっぱり障害飛ばないのかな、こいつ。
あまり遠くへ行かないように、その場で小さく巻乗りして、もう一度、障害へ真っ直ぐ。グッと推進、跳んだ。たしかにあまり上手な跳び方ぢゃないかも とりあえず愛撫(ポンポン)
もう一回、なんか明らかに跳びたくなさそうなんだけど。真っ直ぐ進めて、逃がさない、止めさせない、真ん中へ連れて行く、ジャンプ、ポンポン
少しだけ高さを上げて、もう一回。観念したかな、なんとか飛越
ぢゃあ、次、駈歩で。
右手前で回転して、スピードを上げ過ぎないように、でも止まんないように、シッカリ挟んでいく。うりゃ、跳べ! 跳んだ。
ありゃ!? 何がどうなったか、すぐわかんなかったけど、体が前に投げ出されちゃった。
起こさなきゃ、起こせ! って思ったら、グラッと体が左に傾く、馬はまだ前へ走ってく
あ、ダメだ、これ、落ちちゃお (たまにしか落ちないんだけど、落ちるときは、よくそうやって意識する。) 左へ、クルっと体がまわりながら落ちる。
体まわったんで、右の脇の後ろから右脚全体の広い部分で、地面につく。手綱放さないようにって握ったら、馬の引く力強かったのか、手袋してない右の薬指が手綱に擦られて、アチッって思ったら放しちゃった
あーすいませんってすぐ立ち上がると、馬はどこにも逃げてないで、近くに立ってたんで、捕捉。
うわ、重馬場の砂が、背中や脚にべったり
「体が前に行き過ぎてました」と言われて、思い出す。跳ぶとき、止まらないか不安で押そうとして例によって先飛びになり、跳んだあと馬が前にグーッとクビを下げたかなんかで、さらに前に行ってしまい、一定のリズムぢゃない駈歩をされて、ブレーキかかったときに転がり落ちたんでしょ。
なんもしないと、馬が踏み切るとき人は前に投げ出される、馬が跳ぶと人は後ろに取り残される、障害飛越は慣性の法則との戦いだなぁ
んー、悔しいから、もう一回トライだと思ってると、ちょっと貸してくださいと言われて、先生に乗り替わり。
障害の前で嫌がったり、跳んだあとバタバタしたり、やっぱ難しそう。だからー、この馬、障害飛ばないんだってば 自分が落ちて、やっとわかった

(↑下で、やることないんで、写真撮っちゃったよ
何度かやってるうちに、「バランスが悪い」とか「ナメてる」とか言って、「やっつけてやる」状態に ほかの4頭が帰っちゃったあとも、あわれミスターマイダス君、残業です。
さんざ特訓されて、私が乗ってたときとは全然違う汗のかきよう どうやらおとなしく跳ぶようになったとこで、交代。
おおお!?なんかずいぶん柔らかくなっちゃってる、馬 駈歩で2回クロスを跳ぶ。障害へ向かってくときに、しっかりハミを受けてる感じ、キレイに飛越
ぢゃ、最後、垂直やりますかって。おいおい、ここで、違うちょっと高い障害に向かって、止まっちゃったら目も当てられない
かなり慎重になったけど、失敗したら、また最初からやり直しだよって馬に言って、グッと押して飛越。うん、馬が集中してる、よく障害を見て、勇気を出して跳びました、ポンポン

いやー、落ちたの久しぶりだ。今年になって初めて、っていうか去年の6月の大会以来。
馬に乗ってりゃ、いつかそりゃ落ちることはあるさと思ってたけど、まさかミスターマイダスで落ちるとは
後で冷静になって考えりゃ、たしかに跳び方うまくなかったけど、落ちるほどのことぢゃない
跳んだあと体起こしゃいいだけだ、あの程度で落ちてちゃ、しょーがねーなと、ちょっと自己嫌悪

大汗かいたミスターマイダスを丸洗いして、落とされてもなんでも、乗せてくれたことに感謝して、いつもどおりリンゴをやって、本日の練習おしまい。
コメント
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