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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

キングフッドをとめろ

2011-02-08 16:19:22 | 馬が好き
乗馬に行く。
ここんとこ、週イチペース。週に1回ぢゃ、うまくなんかなんないことはわかってんだけど、まあ当分こんなもんかな。週に一度でも行ける時間と体力がまだあることだけでも、ありがたい
技量の向上をめざすなら、週1を週2にしても、たいして変わんない。週5日で4週やったら、どうにかヒントがみえてくるとは思うけど
なにかをものにするんだったら、人生のある期間で6000時間は打ち込んだらいーんぢゃないの、って話を知ってるんだが。スポーツに限らず、司法試験(だったかな?)の勉強とかもそうで、一日6時間の練習とか勉強を、3年間続ければ、まあ、ある程度の線に到達できるんだという。
そこまでする気ないし、乗馬 っていうか、遅過ぎ …人生半分過ぎちゃってんだから。
私が幾つまで生きるかはさておき、私の周辺ではそろそろ転勤・引越の季節ということになっている。私も、平均すんと3年にいちどは引越してて、おととしに札幌から茨城に来たんだけど、どうやら今年は、自他ともに予想した通り、引越ナシってことでいいみたい。
仕事はともかく(?)、結果もう一年、いまの馬場で馬に乗れるのは喜びに堪えない。だからって、また5月ころに週5日の乗馬特訓をするかどうかは、まったくの未定なんだけど

さてさて。土日はわりとあったかかったんだけど、今日の予報はひさしぶりに最高気温10度以下、夜から雨で、あしたの朝はみぞれらしい。どよーんと重たそうに寒い曇り空のなかを自転車ででかけてく。

馬は、キングフッド。
なんか元気そうだなー、冬だと馬って元気だからなー、元気なキングフッドを制止することができるかな俺に?
例によって、ときどきじゃれてくんのをかわしながら、サクッと馬装して、乗ろうとしたら、クビ曲げてきて、またひとのポケットのあたりをフンフンしようとする。ちょっとカワイイけど、乗れないぢゃないか、そんな体勢とられたら

歩いてると、いつものように速歩になりそうになるんで、歩かす。ただ歩かしてっと、勝手にスピードアップすんで、脚使って前出してガツッと受けとめるようにして歩かす。(それでもときどき行かれちゃうんだけど。)
おもいっきりアブミ長くしたまま、馬場に行って、常歩。元気だなー、油断するとぶっ飛んできそーだなー、広いとこでやんのヤだなーと思いつつ、結局広いとこで運動開始
全部で8頭いるんだけど、それぞれに元気そうなんで、お互いに気をつけると、けっこう狭く感じる。おお、強鉄なんか立ち上がってるし。

ああ、馬場柵に沿って大きくまわってると、スーパー速歩になっちゃう
別に速い速歩して悪いこたぁないんだが、なんか危険な感じがする この馬は危険っつっても、ハネたり横っ跳びしたりってことはしないんで、落ちるようなピンチの局面は生じないんだが、抑え効かないと、このあとの障害とかが、ねえ
やっぱ、広そうな一角で、輪乗りすることにする。クルクルクルクル忙しげにまわってる。
あんまり腕力に頼んないようにして、ふつうにまわってるうちは、ちょっとくらい速くなっても引っ張んないようにして、さらに加速しようとしたときだけ少し抑える。
ヤバそうになったら、ときどき常歩、停止して、3歩後退。後退のステップは驚くことにどの馬よりも軽やか

さて、ぢゃあ、駈歩しますか。待ってましたって感じでポンと出る。
引っ張んないように均衡する場所を探して、なるべく馬の動きにくっついてく。
なんか右手前だと、内にえらく傾く感じがする そうなると、ついつい鞍のうえで外側に体重かけようとしちゃうんだけど、それは間違い、かえってバランスを崩す元、左右均等に座るように心掛ける。でも、背中押すと走りそうだぁー
スピード出過ぎになりそうなとき、身体起こして止めようとすると、お!なんだぁ?って感じで馬がクビあげて、そっくりかえるような動きになる なんかうまく乗れてないぞ、あいかわらず
とてもとても御してる感じぢゃないんだけど、障害やるってんで、アブミの長さ2つくらい詰めて、覚悟を決めて、速歩でクロスに向かう

真っ直ぐ障害に向かうと、おや?思ったより速くなったりしないぢゃない
これなら大丈夫かと、手前の踏み切り用の横木をまたいだ瞬間、ビュンっと障害を飛んで、走る
うわぁ、やっぱそうですかって思うんだけど、やっぱり不思議と落とされるような動きぢゃないんだよね、キングフッドの場合 上下動が少ないのかなぁ? とにかく、なんとか小さく回転して収める。
何度か繰り返し。ソローっと入るとこまではイメージどおりできるんだけど、障害飛ぶ瞬間にビュンっと出る。
こんな低い障害、なんもそんな全力で飛ばなくても、って思うんだけど

飛んだあと走ってくんで、うりゃ!って力入れて抑えて、まっすぐ止める
止めて満足してると、「そんな人間が後ろに反るようなかっこしたら、馬は後ろにバランス崩れるのに対抗して、もっと走ろうとするでしょ!」と先生からダメだし
馬の背中押しつけるんぢゃなくて、もっと動きに乗ってくなかで止めなさいってんで、やりなおし。
ビュンと飛んで、走ってくのの真上に乗るようにして、コブシ前のほう位置したまま、ジワッと止めに入る。あ、止まんないし ラチの手前で急回転
んぢゃ、コンビネーション。ヒーズザマンとニアフュージョンが向かう。シアトルユーとメジロリュウジンは単発のクロス続けてんで、キングフッドどっちだろとトボケてんと、当然コンビネーションに向かわされる

4つクロスを連続で跳んで、1完歩入って5つ目、さらに1完歩入って6つ目。
1個障害飛んだだけで、あと止まんないのに、6つも飛んだら、どんな勢いがつくのよ だいじょぶか?
例によって、入りはおとなしい。ひとつめ跨ぐようにして飛んだとこから、スタート ポンポンポンときて、最後のふたつグイッ!グイーッ!と飛んでく
当ーっ然、止まんないよぉ こんどはラチまでも近い、あわてて急回転、強引に小さい巻乗り
障害のなかでは余計なことはしなくていい、過度に随伴しようと動かない、カカトさげて下腿を馬体に密着させてってことで、もう一度。
こんどは、助走の速歩をツーポイントにして向かってく。アブミに立つとわかる、ここが馬の真上(たぶん)、飛んでるときもこの位置変えないよーに、って思いながら、スタート、ポンポンポンポン、ポンッ、ポーン
また飛んだあと激走 前みたいに少年団と一緒だったら、輪乗りのなかに突っ込んで平和を乱してるな、俺
「飛んだあと、できたら真っ直ぐ止めてください!」ってんで、何度か繰り返し。
障害向かう前に「ゆっくり行けよー」って話かけて、連続障害飛んでくあいだに、「ほー(低音)」って声かけながら、弾むように飛んでいく ダメだ、止まんね

よし、こーなったら、最後のを飛ぶ前に、止める準備に入っちゃえ。
ってんで、5つ目飛んで、もうひとつってとこでグッと抑えちゃう。だいじょぶ、キングフッドはちっとやそっと引っ張ったって止まんないし、力入れたくらいでちょうど釣り合いとれんだよ、きっと
6つ目飛んだあと、両脚とかにムダな力入らないようにして、ジッとこらえる。ラチまっすぐ向いて、止まった
もう一回。同じ調子で、声かけながら飛んでって、最後の前で少し抑える。飛んだあと、左右にまわらないように、両方を均等にするように気をつけて、ゆっくり止める。止まった
「止めたのはいいけど、障害の前で飛ぶののジャマしないように」って、先生にはバレてるし
ぢゃあ、もう一回。こんどは、そんなに抑えないようにしよっと。
その代わり、一個前からだ、4つ目飛んだあとの1完歩で、声かけながら微妙に起こす感じ。
それで5つ目飛んだら、6つ目も同じように、急がせず無理に待たせずって感じで、飛ぶ。
飛んだあとの1,2歩で、止める自信がわいてくる ゆっくり止める
人間がどうこうしたってんぢゃなくて、馬が学習したのか、はたまたいー加減疲れたのかもしれないけど、とにかくよく出来たんで、激ホメ!
キングフッドは、鞍上が前後にバランス崩すと難しくなるので、ツーポイントとかで真上にいるような感じでと、アドバイスをいただいて、なんかわかりかけたとこで、本日の練習はおわり。(なんだ、そうだったんだ?私ゃまたハミのコンタクトに問題があるとばっかり思ってた。)
この馬に限らず、障害飛んだあととかに、腕とおなかの前のとこで丸く何かを抱える感じで(余力をもって)馬を制止するのは、今後のテーマ。
こないだキングフッドに乗ったときよりは、少し腕力使わなかったつもりだけど、寒いと思ってウィンドブレーカー着たまま乗ったら、やっぱ背中にちょっと汗かいたぜ

キングフッドはリンゴが好きなんで、洗ったあと、となりの馬にお裾分けする余地もなく1個を丸々やって、終了。
まだ前ガキしてたけど、あとはみんなと同じカイバ食えよな。

↑物欲しそうなお隣さんのミラノと、食いしんぼうのオリアンダー。
コメント
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