ロバート・B・パーカー/菊池光=訳 昭和62年 ハヤカワ・ミステリ文庫版
スペンサー・シリーズのつづき、シリーズ第5作。
ストーリーは、ちょっと毛色が違ってて、大富豪からの依頼は、ロンドンで爆弾テロを起こした犯人9人の捜索。ひとり二千五百ドル、全員で二万五千。生死は問わず。
バウンティ・ハンターである。どこでどう探したのか知んないけど、スペンサーのタフさを見込んでの依頼。
最初、引き受けるときにスペンサーは、「あなたのために、その連中を見つけます。(略)しかし、わたしが金のためにやらないことは、金のためにやることより、はるかにたくさんあります」と例によって自分の方法を守ることを宣言する。
でも、結局、テロ組織との戦闘は、考えてるひまもなく、自分の身を守るためにも、激しいものになる。
途中で、相棒のホークを呼び出して、二人でロンドン、コペンハーゲン、アムステルダム、モントリオールと、敵を追って転戦する。(時代はモントリールオリンピックの頃。)
スピーディーな展開は思わず一気に読み進んぢゃって、まるでアクション映画だなって思わされる。探偵ものとしては異色だけど。
きのうの「約束の地」とこれを立て続けに読めば、ま、とりあえずスペンサーシリーズはわかった気になれるな、って思った。すげえ久しぶりに読んだくせに。
スペンサー・シリーズのつづき、シリーズ第5作。
ストーリーは、ちょっと毛色が違ってて、大富豪からの依頼は、ロンドンで爆弾テロを起こした犯人9人の捜索。ひとり二千五百ドル、全員で二万五千。生死は問わず。
バウンティ・ハンターである。どこでどう探したのか知んないけど、スペンサーのタフさを見込んでの依頼。
最初、引き受けるときにスペンサーは、「あなたのために、その連中を見つけます。(略)しかし、わたしが金のためにやらないことは、金のためにやることより、はるかにたくさんあります」と例によって自分の方法を守ることを宣言する。
でも、結局、テロ組織との戦闘は、考えてるひまもなく、自分の身を守るためにも、激しいものになる。
途中で、相棒のホークを呼び出して、二人でロンドン、コペンハーゲン、アムステルダム、モントリオールと、敵を追って転戦する。(時代はモントリールオリンピックの頃。)
スピーディーな展開は思わず一気に読み進んぢゃって、まるでアクション映画だなって思わされる。探偵ものとしては異色だけど。
きのうの「約束の地」とこれを立て続けに読めば、ま、とりあえずスペンサーシリーズはわかった気になれるな、って思った。すげえ久しぶりに読んだくせに。
